【ラグビー日本代表】南アフリカ戦の大金星が、「W杯史上最高の瞬間」に選ばれる!(動画あり)

先日、王者ニュージーランドの連覇により閉幕した2015ラグビーW杯イングランド大会。3勝を挙げながら惜しくも一次リーグ敗退に終わった日本ですが、その戦いぶりはいまだに世界中のラグビーファンの脳裏に焼き付いていることが分かりました!

W杯史上、“最高の瞬間”に
南アフリカ戦が選出!

ラグビー日本代表 Japan's Rugby World Cup final try and victory over Springboks has been voted as the 'Best Match Moment' in the tournament's history. Thanks to Facebook fans for voting #WorldRugbyAwards

Posted by Rugby World Cup on 2015年11月1日

これはラグビーの国際競技団体「ワールドラグビー」の年間表彰式で発表された結果。インターネットを通じたファン投票で選ばれる“最高の瞬間”に、劇的な逆転トライで歴史を塗り替えた、一次リーグ初戦の南アフリカ戦が選ばれました。

念を押しておくと、これは“今大会の”最高の瞬間ではなく、1987年の第1回大会からの8大会にわたる長い歴史の中で“ベスト”と認められたもの。それまでにW杯で1勝したことのなかった日本が、2回の優勝経験を誇る南アフリカを相手に果敢に挑む勇姿が、世界中のラグビーファンの魂を揺さぶったようです。

また、正確無比なプレースキックとそのルーティンワークで一躍脚光を浴びたFB五郎丸歩選手は、今大会のドリームチーム(ベストフィフティーン)にも選出されています。

いま明かされる、
“世界一過酷”な合宿の様子

"Excellence is an art won by training and habituation." - Inside Japan's tough #RWC2015 preparation

Posted by Rugbycentric.com on 2015年10月14日

とはいえ、今大会の躍進は奇跡でも偶然でもありません。選手の誰もが「必然の結果だ」と胸を張ります。

その背景にあるのが、“世界一過酷”と評されるトレーニング。大会前には、なんと5ヵ月にもおよぶ長期合宿を敢行。ときには、朝5時から4部練習を行うなど、選出たちは心身ともに徹底的に鍛え抜かれました。しかも、どのトレーニングプログラムも強度が高く、息つく暇はなし。そのハードすぎる内容は、今大会準優勝の強豪オーストラリアの選手でさえ、2週間で音を上げるほどなのだとか。

ちなみにトレーニングの最大の目的は、強豪国にも当たり負けしない“パワー”と走り勝つための“持久力”の強化。これがベースにあったことで、エディー・ジョーンズHCが提唱する日本らしいラグビー、通称“JAPAN WAY”が実現できたのです。

トレーニングが実を結んだ
“名場面”の数々

Japan: Best BitsBEST BITS: Japan won the hearts of many fans around the globe during their RWC 2015 campaign, so re-live some of their best moments at the tournament

Posted by Rugby World Cup on 2015年10月14日

途方も無い努力が結実した“名場面集”がこの動画。華麗なパスワークや力強いスクラムからのトライはもちろん、相手の攻撃を食い止める重心の低いタックルもハードトレーニングの賜物。

4年後にはこの熱狂が
日本で味わえる!

From one incredible #RWC2015 to Japan in four years time. We can't wait!

Posted by Rugby World Cup on 2015年10月31日

2019年の第9回大会の開催地は、ここ日本。今回味わった興奮や熱狂、感動のすべてが自国で味わえるなんて…、想像しただけで4年後が待ち遠しいですよね!

Reference:Rugby World Cup
Top photo by Bryn Lennon/Getty Images

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。