【冬季限定】氷のベットで寝れる!「アイスホテル」が北海道に出現
札幌市内から北へ20キロほど、石狩郡当別町に冬季限定で登場する氷と雪でつくられた神秘的な空間がある。切り出した氷を積み上げる、北欧のアイスホテルをそのまま再現。光と色彩が融合した氷のドームで、北国の自然を存分に堪能できる宿泊施設だ。
「アート」と「北欧」を体現できる
道内の“スウェーデン”
アイスヒルズホテルがオープンする当別町内の 「スウェーデンヒルズ」と呼ばれる地域は、スウェーデンのレクサンド市と姉妹提携を結んでいる。本場の町並みを再現し、一部電柱を地中に埋めるなど自然景観保全に積極的だ。
北国の冬とそこにある暮らしを「アート」と「北欧」をテーマに楽しむ。それが同ホテルのコンセプト。期間中は、ライブイベントやワークショップなど、多彩なコンテンツや屋外アクティビティが目白押しだ。
氷と雪でできた建造物4棟のうち、レセプション棟ではアイスバーがオープン。お酒が楽しめるほか、期間中はイベントが開催される。滞在体験ができる3棟は、道内アーティスト3チームが、雪と氷で独自の世界観を表現した内装をデザインしている。
氷が光をとらえ、
雪が音がつかまえる
五感を刺激する「氷のホテル」
アイスホテルの本場スウェーデンで技術を習得した、プロのビルダーたちが、氷から切り出し積み上げる。丹念にノミを入れ、氷のブロック一つひとつに表情をつけていく。光が乱反射して室内に降り注ぐことで、時間の経過とともに変化を楽しませてくれるようだ。
宿泊棟内部は、もちろん一面氷の世界。氷のベッドの上にはフカフカの毛皮が敷かれており、この上で寝袋に入るというスタイル。いわば天然の冷蔵庫。でも、寝袋一枚で十分に暖かいんだそう。隣接するゴルフ場クラブハウスでは、道産の食材を活かしたオリジナルメニューが人気だ。
2016年1月15日(金)から2月28日(日)まで開催予定。なお、11時〜20時までは一般公開、20時以降は予約客のみ滞在体験が可能だ。予約状況の確認は公式ページより。
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