「長男の嫁」にエール!抱えがちな7つの悩みを解く。

「なぜ、私だけ?!」長男の嫁というだけで、どうしてあれこれ言われるの?と悩んでいる方は多いと思います。好きになって結婚した相手が、たまたま長男だったというだけで、こんな苦労が待っていたなんて…。義弟の嫁との扱いが、こんなに違うなんて…。あくまで一般論ですが、逃げ場がないように悩んでいる長男の嫁、もしくは将来に長男の嫁になろうとしている方にぜひ参考にしていただきたいです。

1.避けて通れない?夫の親と同居

女性

「女性は嫁いだら夫の家に入るもの」。そんな考えは古いと思われるかもしれませんが、今でもしっかりと根付いているようです。

いくら家庭的な女性でも自分のプライベートは欲しいもので、いくら優しい義父母でも、価値観が違うと元気な時は笑顔で接することができても、疲れた時は心身にこたえるようです。
いずれは同居になる場合でも、今はまだ二人だけの生活を大切にしたいと告げるのも良いかもしれません。

ただし、同居のメリットもあります。大家族は助けてもらえることも多いのです。子供の面倒は喜んで見てもらえます。
孫が嫌いな祖父母はいないでしょう。
そして固定資産税や家賃が不要な場合が多く、生活費が安くなります。
仲良くなれば、夫や子供に対する悩みの相談にも乗ってもらえるかもしれません。ただし、夫の愚痴はほどほどに。

2.盆暮れ正月などの長期休みは誰の為に?

同居はしなくても、帰省が必要なことは多いでしょう。
近場に住んでいるならともかく、遠方であれば時間もお金も掛かります。さらに、帰省を強要されたりすることもあるようで、長期休みに悩みが出来る女性は多いようです。

そこで、夫と子供だけ帰省してもらうという選択肢もあるでしょう。
ただし毎回、夫だけというのは良くないので、せめて年に一度は顔を見せてあげて下さいね。

3.お手伝いさん扱いされるのは当然?

キッチン

お盆・正月といえば親戚が集まるものですが、人が集まれば食事やお酒の準備があり、女性陣にとっては大変なようです。

馴れない台所で調味料やキッチン道具の場所もいちいち聞かなければならない上に、味付けにダメ出しをされたりしたら、やりきれない思いにもなるようです。

ほとんど面識のない夫側の親戚にお酌などすれば戯れごとの一つや二つ言われたり、地元のしきたりも分からずアタフタ…。
そんな時は出来るだけ、他の嫁も巻き込んでしまいましょう。
仲間は一人でも多いほうが楽になります。他に嫁が居ない場合は…もう、夫を巻き込んじゃいましょう。

4.お世継ぎ・跡取りは「男児」に限る?!

お酒の席での戯れ言だけでなくても「次は男の子だね!」なんて言われることあり、困惑することがあるようです。

しかしお酒の席なら聞き流しましょう。普段から言われるなら近い存在かもしれませんが、心配することはありません。

よほどの家柄でもない限り、産まれてしまえば男の子でも女の子でも一様に喜んでくれるはずです。

5.産まれる命あれば、散り逝く花もある。

親子

義父母の介護の問題も悩みの種になりうるようです。
よほどの遠方でない限り、老後を看ることになるかもしれません。
巡り巡って誰もが抱える問題で、義父母も自分の両親も…そして、いずれは自分自身も老化は避けられないものです。

これは長男の嫁だからと一人で抱えてしまうと自分自身が潰れてしまいます。
「お義姉さんがいるから〜」と言われても、決して安請け合いせずに、家族・親戚など出来るだけ多くの人で支え合えるようにしましょう。

6.稼業は継がねばならないでしょうか?

夫が長男で、その実家が農業や自営業をされている場合、今の仕事を辞めて後を継ぐことになるかもしれません。
夫は小さい頃から稼業を見てきたから勝手が分かるかもしれません。

しかし、その嫁からすれば全く未知の世界にみえるようで、その場合は畑違いの勉強をしなくてはなりません。

今のほうが安定し、やりがい・将来性があれば稼業を継ぐ必要はないかもしれません。
早いうちから夫とよく話し合っておくべきでしょう。

7.もしも、まさか!夫が私よりも…

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長男ゆえに実家と密に接触をとり、母子関係が親密すぎるなんてこともあるかもしれません。
長男であることを理由に、あなたよりも母親を優先させるかもしれません。

ご両親を大切にすることは素晴らしい事ですが、度が超した場合は…考えものかもしれません。

長男の嫁に降りかかりがちな問題は様々ですが、辛抱と努力だけで解決できる事柄ではないかもしれません。あなたが愛する夫を産み育ててくれたご両親に対して、感謝と謙虚の姿勢が悩みを解決する鍵になるのではないでしょうか。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。