メールやSNSで使える!これだけ覚えればOK、ハワイ語の基本メッセージ7つ
大切な人、仲間、家族に日本語だと言いづらかったり、ちょっぴり恥ずかしいことも、ハワイ語なら気軽に伝えることができます。ここで紹介するのは、基本フレーズ7つ。口に出してみるのもいいですし、メールやSNSに添えてみるのもアリです。相手にまったく新しい印象を与えることができるでしょう。
Aloha
〈アロハ〉
こんにちは
さようなら
はじめまして
友情。親愛。愛情。尊敬
ハワイの代名詞のようなこの言葉には、たくさんの意味があって、いろんな使い方ができますが、最も一般的なのは、やはり人と会ったときの挨拶です。気持ちとしては、いわゆるグッドバイよりずっと親愛の情をこめている、特別な愛情や友情を含んでいる、と言えます。
アロハは挨拶の言葉でありながら、「友情」「親愛」「愛情」「尊敬」といった相手を思う気持ち、人を敬う心もこめられていて、なかなか意味深いのです。
Pomaika'i
〈ポーマイカイ〉
幸運。恩恵
「ポーマイカイ」も、ハワイではよく耳にする言葉です。とてもいい意味の言葉で「幸運」とか「恩恵」を表わします。
2008年に逝去したハワイ音楽界のレジェンドのひとり、ジェノア・ケアヴェは、音楽と伝統文化を愛するハワイアンたちやローカルたちにずっと大切にされてきました。その意志を継ぎ、現在は孫娘が中心となって、ライブ活動を行っています。
彼女の名前がポーマイカイ。そう、「幸運」という名前!
いまではハワイを代表する歌い手です。
’Ohana
〈オハナ〉
家族。大切な仲間
「オハナ」もまた、ハワイならではの単語です。本来は「家族」という意味ですが、僕はここであえて、もっと広く、「大切な仲間」と日本語で書いてみました。血のつながった一族という意味だけでなく、会社、クラブ、仕事場、店、学校、サークル…どんな場所でも、僕がいちばん大切に考えているのは「仲間」だからです。
仕事の中で、「僕らはオハナだ。一緒にこのプロジェクトをやりとげよう」というような感じで使ってほしいですね。
E Komo mai
〈エ・コモ・マイ〉
ようこそ
ハワイの基本的な精神に「おもてなし」があります。つねにオープン、あらゆる人たちを受け入れる「ようこそ!」のスピリットこそ、ハワイアン。
この「エ・コモ・マイ」は、ハワイではいろんなところで目に耳にします。ホノルル国際空港に到着すると、空港のあちこちから、アナウンスが聞こえてくるでしょう。「ようこそ、ハワイへ!」という感じです。
また、自宅の玄関やお店の入り口などでもよくこの言葉が書かれたボードを目にします。「いらっしゃい!」という意味ですね。「エ・コモ・マイ」と声に出して言ってみてください。やわらかくて、なんともやさしいその響きは、言うだけで心地いいし、聞いた人を笑顔にします。
He mea iki!
〈ヘ・メア・イキ!〉
些細なことです
どういたしまして
ハワイで「Mahalo!ありがとう!」と言われたら、こう答えましょう。
「He mea iki!」
直訳すると、「It's a small thing ぜんぜん大したことない」
という意味ですが、「ありがとう」に対して使えば、
「どういたしまして」の意味になります。
‘A'ole pilikia!
〈アオレ・ピリキア!〉
ノープロブレム!(問題ないよ!)
カジュアルな英会話の中でよく出てくる「No problem」。それをハワイ語で言うと、「‘A'ole pilikia!」です。
仕事関係などで何かちょっとしたミスや間違いがあったとき、
あるいは時間に遅れたり、そういう些細なことで誰かから「申し訳ありません」「すみません」と謝られたとき、「気にしなくていいよ」という意味もこめて、このハワイ語で返信するのもいいですよね。
Pau hana
〈パウ・ハナ〉
仕事は終わり
(さあ、遊びに行こう!)
ハワイ語で「パウ」は「終わり」、「ハナ」は「仕事」。
以前、ハワイの人気バンド、マノアDNAのロイドが「飲みに行こうぜ!」という感じで、僕にこんなメールをくれたことがありました。
「Let's meet for Pau hana!」
そのとき、「ああ、こんなふうに使うと、パウ・ハナっていいな」と思ったんです。ちょっと飲みに行こうか、という感じで、友人にメールを出すときなど、気軽に使ってほしいですね。
『ハワイが教えてくれたこと』
コンテンツ提供元:本田直之