40代になっても老けない人は知っている、「筋トレの秘密」とは?

みなさん、「筋肉という財産」を増やすと、どんな素晴らしい変化が起こるかご存じですか?健康的になるのはもちろん、若さや美しさ…時をさかのぼるように調子を取り戻していくことでしょう。ここでは、久野譜也さんの著書『筋トレをする人が10年後、20年後になっても老けない46の理由』から、「筋肉」と「美」の関係ついて紹介します。

01.
40代になると
肌の“ごまかし”がきかなくなる

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30代のうちは化粧品を総動員すれば、なんとか”ごまかす”ことができました。ところが、40代になるとそれさえできなくなってしまう…。

肌の老化の原因としては、よく「紫外線によるコラーゲン減少」「活性酵素による害」「女性ホルモンの低下」などが取り沙汰されています。ただ私は、「筋肉量低下の問題」が大きな影響を与えていると考えます。

皮膚は筋肉、脂肪、内臓、骨など、体を包んでいる組織です。なかでも筋肉は皮膚のすぐ下にあり、それぞれが連動しています。では、この筋肉量が落ちてきたらどうなるでしょう。要するに、100%詰まっていた中身が段々と減ってしまうわけです。そうすれば、外側をくるむ肌の皮は余ってしまうことになります。当然ながら肌の緊張感や質感も失われてくるでしょう。考えてみれば、シンプルな理屈だと思いませんか。

02.
筋肉のふくらみこそ
「美しさをつくる土台」

女性にとって筋肉は「美しさをつくる土台」ではないでしょうか。肌や体のハリや質感を維持するには、その土台に“ふくらみ”があることが必要不可欠。そもそも筋肉は「紡錘形」といって、まんなかがふくらんで両端が細くなっています。

一番ふくらんでいる部分の厚さを「筋幅」と呼ぶのですが、これにある程度厚みがないと、肌や体はきれいに見えません。代表的なのが二の腕の上腕二頭筋やふくらはぎの腓腹筋です。ハリがあって引き締まった二の腕やふくらはぎはとてもきれいに見えます。

ふくらみのある筋肉は、女性らしい“やわらかで優美な曲線”を引き立てる役目も果たしています。肌の内側に「中身がしっかり詰まっている感じ」「土台がしっかりしている感じ」があるのは、周りから美しいと思われるためにはかなり重要な要素だといえるでしょう。

03.
「太りやすくなった」
「やせにくくなった」
は、黄色信号

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30代、40代になって「太りやすくなった」「やせにくくなった」というのは基礎代謝が落ちてきた証拠。「劣化」はすでに現在進行形の状態です。黄信号が点滅しているサインと思ったほうがいいでしょう。筋肉は「活力エネルギーを生み出す工場」、基礎代謝は「何もしなくても体が勝手に消費するエネルギー代謝」だと思ってください。工場の生産量が減って基礎代謝が低下してくると、脂肪が燃えにくくなって、やせにくく太りやすい方向にシフトしていきます。

この進行を避けたいならば道はひとつ。筋肉をつけて基礎代謝のレベルを引き上げていくしかありません。黄信号がついた時点で筋トレなどの運動を始めれば、女性の美容にとってかなり大きな転換点になるでしょう。

04.
筋肉をつけずして
ダイエットは成立しない

健康的にやせたいのであれば、筋トレを行うことが不可欠です。筋肉をつけずしてダイエットは成立しないと言えます。とくに、食事制限に頼った減量を行うと、筋肉が減ります。筋肉が落ちると代謝も落ちて、「やせない」「食べられない」「もう続けられない」という苦しい道にハマって、せっかくの美しさを削ってしまうハメになるでしょう。

もし狩猟採集時代なら、筋肉を減らすことは死を意味するも同然です。「筋肉量」と「食べること」とは、人間の生存戦略上、とても奥深いところで結びついているのです。きっと私たち人間は、「ずっと食べていきたい」「ずっと生きていたい」のであれば、絶対に筋肉を減らすべきではないのでしょう。

05.
ハリウッド女優やスーパーモデルは
筋力トレーニングを怠らない

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ハリウッド女優やスーパーモデルなどの世界的セレブリティには、筋トレを習慣にしていない人はいません。ミランダ・カー、マドンナ、レディ・ガガ…みんなボディメークのために日常的に筋力トレーニングを取り入れています。

もちろん、コスメにもお金をかけているでしょうし、美容医療に大金を投じている人もいるでしょう。しかしながら、彼女たちはみな、「いくら外側を磨いても、中身がしっかりしていなければダメ」ということを熟知しているのです。

おそらく彼女たちにとっては、美しさや若さの維持のために、筋肉を鍛えておくべきーーなんてことは、ごく当たり前の常識なのでしょう。

筋トレをする人が10年後、20年後になっても
老けない46の理由
コンテンツ提供元:毎日新聞出版

久野譜也/Shinya Kuno

筑波大学大学院人間総合科学研究科教授。スポーツ医学の分野において、サルコペニア肥満、中高年の筋力トレーニング、健康政策などを研究。2002年に「日本全国を元気にする」というミッションを掲げ、大学発ベンチャー「㈱つくばウエルネスリサーチ」を設立。

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