「日本の美しい場所31選」にも選ばれた神社 お賽銭が世界で一番入れづらいと話題に・・・

日本海に面した山口県長門市、ここに地元の人たちから“パワースポット”として愛されてきた、元乃隅稲成(もとのすみいなり)神社があります。県外の人には馴染みの薄いこの神社。ところが、いま外国人観光客の熱い視線が集まる、注目の場所なんだとか。

海と鳥居のコントラスト
CNNが「美しい日本」に選出

その理由は、2015年3月「CNN」が発表した「日本でもっとも美しい場所31選」に那智の滝(和歌山県)や厳島神社(広島県)、金閣寺(京都府)といった世界遺産と肩を並べ、この元乃隅稲成神社がランクインしたから。青い海を見下ろす崖から延びる朱色の鳥居のコントラスト、さらには地元民から永らく愛される、小さな願掛け稲成という点が、高く評価されたようです。

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ちなみに、稲荷神社は全国4万か所近くありますが、“稲成”と表記するのは、ここと島根県の太鼓谷稲成神社の2社のみ。稲成とされたのは、願望成就のためだとか。

海へと続く123基
鳥居のトンネル

地元長門市によれば、これらの鳥居は昭和62年から10年間かけて奉納され、合計123基が元乃隅稲成神社の裏参道から海へと向かって、およそ100メートル続いているそうです。その先は青く開けた日本海。
と、ここでは高台から見下ろす景色の良さに目を向けていますが、本来稲成へと続く参道への入口は崖下。つまりは、海側から鳥居を1本1本くぐって、崖の上へとたどり着くのが正解。

付近には、岩場に押し寄せる波が白い波しぶきを上げながら砕けちる様子から、その名が付いた「龍宮の潮吹」が。高いと海水を30メートル近く吹上げ、龍が天に昇る姿に見えるのだとか。

まさかの地上5メートル
日本一入れづらい賽銭箱

商売繁盛、縁結び、開運厄除、交通安全、子宝、学業成就、さらには大漁祈願まで。あらゆる願いを叶えてくれると人気の稲成。でも、それには願掛けだけではいけません。自力で願いを掴みとる、こんな驚きの仕掛けがありました。

元乃隅稲成神社もうひとつの目玉。それが頭上5メートルの鳥居に設置された賽銭箱です。しかも、一般的なものに比べて小ぶり。賽銭を投げ上げ、見事入れば願いが叶う。この地に古くから伝わる風習なのかと思いきや、どうやら神主さんのユニークな発想から導入されたもののようです。

これが一筋縄ではいかないらしく、チャレンジした人たちのSNSには「◯回目でようやく成功!」なんてコメントがずらり。こちらは非公認ながら、世界一難しい賽銭投げであることは、間違いないでしょう。願いが叶うかどうか、ぜひ試しに行ってみませんか?

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