LAの女性に学ぶ「ありのままの自分を好きになる」5つの方法
ビューティプロデューサーとして、これまで14万人もの女性にアドバイスを実践してきた平野宏枝さん。そんな彼女が、LAと日本を行き来するなかで見つけた「自分も人も大切にできる生き方」を紹介していきましょう。今回は「もっと自分を好きになりたい!」という女性に、5つのヒントをお届けしたいと思います。
01.
背筋を伸ばして
「大きな一歩で歩く」
私がLAに来て最初に「かっこいい!」と感じたのは、女性たちの美しい歩き方です。彼女たちは、下を向いて歩きません。一歩一歩の歩幅が大きく、背筋はピンと伸び、腕は軽快にふられています。
海外の男性からは「日本の女性はキュートなのに、猫背だし、歩き方だけが残念!」と、よく言われます。
歩き方を変えるだけで、いつもの道でも新しい発見ができるようになります。もちろん、その歩き方があなた自身を今よりずっと美しく見せてくれるはず。
02.
ワイヤー入りブラをやめて
体を解放してあげる
LAの女性は健康に対する情報にとても敏感で「ワイヤー入りのブラは乳がんなどの原因にもなり、体に良くない」という研究結果が話題になると、みんな着用するのを控えてしまいました。
代わりに増えているのが、健康的に見えるヨガウェアです。また、定番なのはTシャツにブルーデニムで、足元はビーサンかスニーカー。シンプルなコーディネートだからこそ、肌触りの良さやカッティングの美しさなど、こだわりのある服を着ています。
しっかりと自分に合ったものを着こなす姿は、とても美しいものです。
03.
全身が映る鏡で
「お尻」と「背中」をチェック
彼女たちは、日本人の私にはちょっと恥ずかしくなるくらい、ピタッと体にフィットした服を着ています。私も試しにお気に入りのヨガウェアを着て鏡の前に立ってみたのですが、そこに映る自分を見て「これは、ちょっとまずいだろう…」とがっかりしてしまいました。
そこで、LA女性の美しさの秘訣は「後ろ姿」にあることに気がつきました。しかしこの美しさは生まれつきではなく、日々の努力で磨かれたものです。
私も見習って、毎日欠かさずスクワットを50回することにしました。そしてお風呂に入るたびに、全身が映る鏡で「お尻」と「背中」のチェックをしています。ほんの10分ほどの積み重ねですが、面白いように体のラインと思考が変わり、どんどん自分自身を好きになっていけるんです。
04.
自分史上
「最高の笑顔」を知る
人を褒めることと同じくらい、LA女性とのコミュニケーションの潤滑油になっているのが、大きな笑顔。彼女たちは、とにかく笑顔が素敵なんです。
そして彼女たちの笑顔をより美しくしているのが、真っ白な歯。LAでは、第一印象は歯で判断されるといっても過言ではありません。みんな歯にはお金をかけ、ホワイトニングに力を入れます。
ホワイトニングは別としても、鏡で笑顔の練習をするだけでも女性の印象は大きく変わりますよね。口角をきりっとあげたマイスマイルを持っておくことが大事。「笑う門には福来たる」という言葉もあるくらいですから、相手を一番ハッピーにする笑顔を探してみましょう。
05.
顔の個性は隠さず
目立たせるメイクを
これまでに14万人以上の女性の相談にのってきた経験から言うと、どんな人にも「素敵だな」と感じる顔のパーツが必ずあるということ。
LAの女性たちのメイクは、気になる部分を隠すのではなく、むしろ自分のチャームポイントとなるパーツに目を向けさせます。自分の目の形を引き立てるようなアイラインを引いたり、ハッと目を引くような色のリップでセクシーな口元を演出したり。
女性はみんな美しいのです。嫌いな部分よりも好きな部分を強調するメイクを心がけてみましょう。きっと、もっと自分の顔が好きになれるはずです。
『気持ちいい毎日を生きるLAスタイル』
コンテンツ提供元:平野 宏枝