なぜかアメリカ人が夢中になっている「Sushi Burger」がスゴかった!

パリやロンドンで、数年前にちょっとした話題となった「スシバーガー」が、今になってアメリカで熱を帯びているらしい。ヘルシーさをウリにするものから、明らかにハイカロリーなものまで。もはややりたい放題。どうやらフードブロガーたちが火付け役のよう。では、ビジュアルインパクト大のハイブリッド寿司をどうぞ!

これもSushiと呼ぶ!?
スシバーガーがじわじわきてる

Photo by Condospalillos Japan

バンズをお米に代えた、日本で言うところのライスバーガーのようなこのシェイプ。各国でローカライズされ、その進化版とでも呼べる様々なSushiが、これまでにも数多登場してきた。最近では「スシブリトー」まである。

では、このスシバーガーブームは、いったい何故?なんせ「FOX News」もグルメコラム欄でわざわざ特集を組んで紹介するほどだ。曰く、ブームの背景には、これまで登場した「ラーメンバーガー」やスシブリトーなど、アメリカ人の口に受け入れやすいハイブリッド和食の成功が少なからず影響している様子。さらには、スシバーガーを提供する店も増え、フードブロガーを中心にInstagramがちょっとしたお祭り騒ぎとなっているようだ。

たとえば、こちらの女性フードブロガー。彼女が紹介したのは、ヴィーガンのためのスシバーガー。ジャックフルーツの薄切りを、照り焼きチキンに見立てて味付け、アボカド、赤キャベツ、紅しょうが、ヴィーガンマヨネーズをトッピングした。この投稿だけでも、3,500人以上がコメントし、2万件以上の“いいね”がついたことからも、人気の程が分かるのでは?

Photo by Superfood Sushi

照り焼きチキンをコールスロー、ケール、アボカド、赤キャベツなどと玄米ではさんだスシバーガー。これを両手で上手に食べることが、現実的に可能かどうかはわからない。

Photo by Superfood Sushi

焼きおにぎりならぬ上下のライスをグリルしたバージョン。

Photo by © Fat & Furious Burger

最もオーソドックスに見えるのがこちら。スシバーガーという呼び名が違和感なく感じられる。が、どこかで物足りなさを感じたり?

まるでスイーツ!?

見方によってはマカロン。レインボーライスでサンドしているのは、アボカドとクリームチーズではなく、豆腐だそう。

マグロのスパイシータルタルと、グリル野菜をはさんだもの。上部のライスにはふりかけが。

ハイカロリーなスシもOK!

もはや「スシ」とは名ばかりである。要するにライスバーガーを総称して、スシバーガーと呼んでいるようだ。ただし、このライスバーガーが今に始まったことでないことは、FOX Newsも補足を入れている。

サーモン、マグロ、エビ、照り焼きチキンに、カツ…。このバーガーの魅力はバラエティに富んだその中身にあると「NextShark」。彼らもインスタグラマーたちの狂乱ぶりを紹介している。

最後は、揚げちゃいました。

揚げスシバーガーなんて変わり種も。ライスコロッケのイメージかとおもいきや、こちらはマッシュポテトを揚げたものをバンズ代わりにしているんだとか。

もう、スシという概念そのものは崩壊しているが、見た目などの正確さはさておきそのバリエーションとインパクトはあっぱれ。試してみたくなる感情を否定できないのもまた事実かもしれない。豪快な味がしそうだ。

Licensed material used with permission by Condospalillos Japan, Superfood Sushi, Fat & Furious Burger
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。