このSUSHIネタは「生(ナマ)の女性」。
日本が世界に誇る料理、寿司。真っ白なシャリに新鮮な素材がのった姿は、海外から見ると「芸術」と評されることもあります。
それが、実際にアート作品へと昇華しました。
フランスのアーティストCristian Girotto氏がデジタルアートディレクターOlivier Masson氏とコラボレートして作り上げた、寿司をモチーフに作り上げた作品「Raw - The Ultimate Delicacy」。ヨガのポーズをとる女性の体を寿司ネタに見立てた優美な作品です。
生~究極の美味~
Photo by Olivier Masson, Cristian Girotto
Rawとはフランス語で「生」を表す言葉。女性の肉体の美しさを食に見立てた作品は、色っぽさの中にもどこか美味しそうな雰囲気を醸し出しています。実際に寿司屋のメニューに並んでいたら、怖いもの見たさで頼んでしまいそう。
Photo by Olivier Masson, Cristian Girotto
Cristianさんに、この作品を作るに至った経緯を聞きました。
作品のアイデアは、私が参加したヨガセッションから生まれました。女性とヨガの静謐な官能性を表すには、寿司というエレガントな芸術性を秘めた食べ物と組み合わせるのが最も最適だと思いついたのです。
寿司の形、味、その全体的な美しさをもって、女性の美しさを表すことに成功したと思います。
Photo by Olivier Masson, Cristian Girotto
Photo by Olivier Masson, Cristian Girotto
究極の「生」を表した芸術作品。女性の体の美しさと寿司という料理の奥深さを感じることができます。
Cristianさんは、こちらの作品をいずれ3Dプリントか彫刻で実物にしたいとのこと。デジタルアートの画像で見るだけでも相当なインパクトですが、実際に目にしたい気持ちも膨らみますね。
Licensed material used with permission by Olivier Masson, Cristian Girotto