かぶりつく寿司が新スタイル。「Sushi-Burrito」が全米で話題沸騰!
20代のリアルカルチャーを発信する「Elite Daily」。食のトレンドを伝える記事は、目新しさ、驚きそして、若者ウケの良さが判断基準だったりして?ライターRobert Anthony氏によれば、どうやら、「寿司」がまたひとつ衝撃の進化を遂げたよう。
たいていのことでは驚かないほど、“変わり寿司”に免疫ができてしまった私たち。ここに登場する「Sushi」もなかなか。もはや、何でもアリ!?
食の融合、掛け合わせによるハイブリッド・フードは、どんどん一般的なものとして認知されるようになってた。でも、まさかSushiがメキシコ料理の「ブリトー」と融合するなんて!これでもう、あのテクニカルな箸の持ち方で指がつるようなこともないだろうし、口に持っていく途中で中身がこぼれ落ちるわずらわしさからも解放されるはず。まるでブリトーのようにくるまれた巨大なSushiロール(太巻き)にこの夏は注目が集まりそう。
Reference : sushirrito
普通サイズのSushiロールなら、テイクアウトはたいていプラスチックバックにカットされた状態。でも、このスーパーサイズなSushi-Burritoは、半分にはカットするものの、そのまま握ってホットドック感覚で食べることが可能。つまりお箸も不要でかぶりつける。6月に入ってからNYチェルシー地区に新規開店した「Uma Temakeria」をはじめ、数店舗が同時にオープン。この流れはもちろん西海岸にも。サンフランシスコだけでも4店舗を展開する「Sushirrito」のコンセプトは、アジアとラテンの融合だそう。
Reference : sushirrito
オープン以来、連日大行列のできる人気ぶり。
Reference : sushirrito
このハイブリッド・フードの波は留まることを知りません。
日本人からしたら、「もう勝手にして!」な気分も正直あるでしょうが、これが最終進化系の寿司だそう。最近、手で握らない“おにぎらず”が登場し話題となりました。言ってみれば、このSushi-Burritoだって、巻きすを使わないだけで、寿司は寿司…ってところ。
江戸末期に握りのスタイルが登場して依頼、大衆寿司屋や寿司屋台では、職人が握った側から「さっと食べる」が粋な江戸っ子のスタイルとして定着。ある意味、寿司は日本でもファストフードとしての要素があったことは確かです。
時は流れて、1970年代後半「カリフォルニアロール」がアメリカで空前のヒットとなり寿司は「Sushi」としてアメリカ人の食文化の扉を開きます。80年代の日本食に注目が集まり、セレブの間で「Sushiブーム」が。そして現在…海を渡った寿司は、世界各地で受け入れられ、愛され、目まぐるしく変容しています。
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