カナダを席巻した寿司が二子玉で食べられる……それが「Aburi Sushi」
地元じゃあ、ちっとは名の知れたアイツ。東京で一旗揚げるだろうと期待していたら、もっとビッグになるって、外国へ行っちまった。
いまじゃ北米、カナダの地で人気を集めて大成功。そんなアイツが東京に凱旋!
……こんなサクセスストーリーで、“ニコタマ”こと二子玉川に凱旋してやってきたのが「Aburi Sushi」だ。
カナダを席巻した独自のソースを炙った寿司
そもそも「Aburi Sushi」は何かと言えば、その読み名の通り、“炙り”に特徴のあるお寿司。
ネタを直火で炙ることで、脂を落としながら旨味を凝縮。炙った香ばしさとともにシャリとの抜群の相性を楽しむ。直火で炙るスタイルは特徴的であるが、「炙り寿司」
その炙り寿司をさらに進化させてカナダで絶大な人気を集めてブレイクしたのが紹介するAburi Sushi。押し寿司の上にオリジナルソースを上にかけてバーナーで炙ったお寿司となる。
“Aburi(炙り)”とは、火を入れることで変化を生み出し、これまでになかった価値を創出すること。すなわちイノベーションの象徴。Aburi Sushiは、日本の握り寿司でもない、海外のロール寿司でもない、ネクストステージの寿司カテゴリーとしてカナダで定着に成功したのだ。
味わい楽しむならば、次の3種などがオススメ。
●炙りサーモン押し寿司
脂の少ない紅鮭の上に卵黄を使用したオリジナルソースを塗って炙ることで旨味が増す「炙りサーモン押し寿司」。
ブラックペッパーとピリ辛の青唐辛子がアクセントになり深い味わい。甘めの特製赤シャリとも相まって、海外でも高く評価される逸品。
●炙り海老押し寿司
海老の旨味との相性を考えたオリジナルソースには梅肉を加えて炙った逸品。レモンと大葉を合わせることで、香ばしさを感じながらもさっぱりと食べられることができる。
●炙り鯖押し寿司
ネタのメインになる〆鯖は、三陸産の鯖を酢〆した上に熟成させ寝かし旨味を存分に引き出したもの。炙るオリジナルソースは味噌を加えている。鯖の旨味と味噌を炙ったことでより広がる香ばしさが絶品のマリアージュ。
宮崎発→カナダ経由で東京に初進出した寿司店
「九州寿司 寿司虎 Aburi Sushi TORA」
このAburi Sushiを食べられるのは、今年9月二子玉川ライズ・ショッピングセンター7階にオープンした「九州寿司 寿司虎 Aburi Sushi TORA」。
宮崎発祥で九州の人気回転寿司店「寿司虎」がカナダでブレイクさせた業態「Aburi TORA」を進化させて日本へ逆輸入し、東京初進出となったお店。
コンセプトは、高級店に匹敵するクオリティの寿司を人とテクノロジーを融合させることで、リーズナブルに提供すること。タッチパネルやオートレーンによる提供などを駆使し、美味しさを
とはいえ、「鮨ソムリエ」という専門知識をスタッフが、一皿ごとのこだわりや食べ方を提案してくれるなど、新しいスタイルのお寿司を楽しめるサービス面はぬかりのない充実ぶり。
「氷結熟成寿司」にも注目
こちらの店には紹介したAburi Sushi以外にも複数の目玉メニューが揃う。九州の店舗から引き継ぐ伝統の炙り寿司や塩レモンで食べるスタイルなどもそうだが、業界初の「氷結熟成鮨」も注目。
これは魚の旨味と水分を特別な電流庫に入れることで閉じ込めて、ゆっくりと2〜5日かけて熟成解凍していくネタで握られた逸品。鮮度を保ちながら極限まで魚の旨味を引き出す画期的なテクノロジーの味もぜひ試してほしい。
これら新しい味を堪能できる店内は、木のぬくもりを感じる温かみあるシンプルでナチュラルな空間。「お寿司屋さんです」って感じがしない、洒落たカフェレストランのような印象で、ファミリーでも女性客のみの利用も気軽にできそう。
ここでしか味わえない、日本の伝統的な炙り寿司とは違うAburi Sushi。二子玉川で新しい寿司の魅力に出会ってみてはいかがだろう。
『九州寿司 寿司虎 Aburi Sushi TORA 二子玉川ライズ店』
【住所】東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・ショッピングセンター タウンフロント7F「FUTACO TABLE」
【アクセス】東急線「二子玉川」駅下車
【営業時間】11:00~23:00(LO 22:00)※入店受付は21:30まで
【TEL】03-6332-7556