浅草に激震!「可愛い」が爆発する新感覚寿司

「映える」は、もはや当たり前のこの時代。新手の映え&萌えの登場だ。

東京・浅草にオープンした「Sushi Bears」は、「森のくまちゃん」モチーフの寿司を提供する、新感覚の寿司店。その可愛さは、単なる「萌え断」を超え、新たなブームを巻き起こす可能性を秘めている。

ニューヨーク帰りの店主が創造する
唯一無二の「くまちゃん寿司」

店内に入ると、そこには「Kawaii」がぎゅっと詰まった空間。ショーケースに並べられた寿司は、どれも「くまちゃん」をモチーフにした、独創性あふれるものばかり。マグロやサーモンなどの定番ネタはもちろんのこと、イクラやウニを使った豪華なメニューも用意されている。

「Sushi Bears」の店主は、なんとニューヨークで寿司修行を積んだ異色の経歴の持ち主。「目で見て楽しい、思わず写真を撮りたくなるようなお寿司を提供します」とは店主の言葉。味だけでなく、見た目にも徹底的にこだわっている姿勢が伺える。

見よ!このKawaii炸裂の海鮮丼を。

「くまちゃん海の宝箱丼」©株式会社アザラ

インバウンド復活の切り札になるか?
「体験型」飲食店の潜在力

「Sushi Bears」の登場は、近年の2つのトレンドと深く関わっている。1つは、インバウンド需要の復活だ。観光庁の発表によると、2023年上半期の訪日外国人旅行者数は、延べ1070万人に達し、コロナ禍前の水準に戻りつつある。

もう1つのトレンドは、「コト消費」の広がり。「モノ」よりも「体験」を重視する消費行動は、飲食業界にも大きな変化をもたらしている。「Sushi Bears」は、従来の寿司店の枠を超え、「可愛い」を求める消費者の心を掴む、新たな「体験型」飲食店と言えるだろう。

「くまちゃんラグジュアリー握り」©株式会社アザラ

進化し続ける「Kawaii」文化
次なる発信地は、浅草

「Kawaii」文化は、もはや日本だけのものじゃない。SNSを通じて世界中に広がり、ファッションやアニメなど、さまざまな分野で進化を遂げている。そして、その勢いは、食の世界にも波及しつつある。

「Sushi Bears」が店を構える浅草は、東京を代表する観光地であると同時に、江戸時代から続く伝統文化が色濃く残る街でもある。古き良き日本の文化と、最先端の「Kawaii」文化が融合するこの地から、新たなトレンドが生まれるかもしれない。

『Sushi Bears』

【住所】東京都台東区浅草3-16-1 ディアハイム浅草202
【電話番号】03-6687-2878
【営業時間】11:00~21:30(L.O21:00)
【定休日】水曜日
【支払い方法】クレジットカード/電子マネー/Paypay/現金
【公式サイト】https://sushi-bears.jp/

Top image: © 株式会社アザラ
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。