おでんの巾着(きんちゃく)に入れると美味しい「意外なモノ」3選
暮らしを楽しくするキッカケになる記事を書いています。「大切な人との暮らしをもっと楽しく」を理念に活動する食と暮らしの企画制作チーム。農水省の海外向け和食PRサイト Taste of Japanへのレシピ提供や、シンガポールで連載や地方自治体のイベントプロデュースや料理教室など、日本の素敵な暮らしを世界へ発信しています。
真冬の厳しい寒さが和らぎ始めてきた今日この頃。春の訪れはうれしいものの、冬ならではのあったか料理とのお別れは少し残念……。そこで、冬の料理の代表格・おでんを楽しみ尽くすための変わりダネをご紹介。
「もう食べ飽きた」なんて人にこそオススメしたい、秘められたおでんのポテンシャルをまだまだ引き出せる「巾着(きんちゃく)」利用法を伝授します!
餅と明太子の強力タッグは、
おでんでも例外にあらず!
「もち入り巾着」といえば、おでんでは比較的スタンダードなタネ。しかし、その巾着にもち以外の一品を加えるだけで、味の印象はがらりと変わります。オススメはズバリ明太子です。
もんじゃ焼きなどではよく見かけるこの組み合わせ、実はおでんの巾着の具材としても相性抜群なんです! 作り方も簡単で、巾着となる油揚げのなかに、もちと明太子を一緒に入れるだけ。
もっちり滑らかな食感に明太子のつぶつぶ感が、アナタに新しいおでん体験を与えてくれるはず!
ベーコン&モッツァレラで
洋風おでんが完成!
和食のおでんにも意外に合わせやすい洋風食材が、ベーコンとモッツァレラチーズ。こちらは下処理不要で、両者をそのまま巾着に詰め込むだけでOK。
油揚げにしみたおでんの出汁と、ベーコンやモッツァレラチーズのマリアージュは、一度試してみる価値あり!ちなみに、巾着の口を閉じるかんぴょうは、パスタでも代用可能。あえてパスタを利用して、洋風感を高めてみるのもおもしろいかも。
あまった具材をそのまま再利用
「巾着餃子」にも注目!
餃子であまってしまった餡は、ぜひおでんで再利用を。油揚げに詰め直せば、新感覚の「巾着餃子」が完成!
おでんと水餃子がクロスオーバーしたかのようなハイブリットな新巾着。餃子を作った際には、覚えておきたい料理法です。
普通のおでんに飽きてしまったら、試してほしい巾着の新メニュー。どれも油揚げに具材を詰め込むだけの簡単手順ですが、事前に熱湯をかけて油抜きをするのは、忘れてはいけない基本。味のしみこみやすさがグッと変わるポイントなので、この点だけはご注意を!