イギリスには、育児休暇ならぬ「ペット休暇」があるらしい

飼いはじめたばかりのペットが新しい環境や家族に慣れるには、それなりの時間が必要ですよね。とくに日中、家で独りぼっちになる時間が多ければ多いほど、心配事は尽きません。

そんなとき、ペットにも飼い主にも優しい素敵な制度がイギリスで広がりつつあります。

ペットが慣れるまで
育休認めます!

イギリスのペット保険会社「Petplan」の最新の調査によると、まだ数は少ないものの新たにペットが家族に加わった労働者のおよそ20人に1人が、彼らのために休暇を使っていると「Mirror」は報じています。さらに、このペットのための育休が無くても約20%の人たちは、休みを取ったり時間を割いて、慣れるまでケアにあたっているという報告も。

イギリスで急速に広まりつつあるペットのための育児休暇。「Paternity leaves(父親の育休)」になぞらえて、犬やネコが爪でひっかくの意(Paw)を付けた「Paw-ternity leaves」という表現で呼ばれています。

10時間から最長3週間
企業によってさまざま

このペット休暇を最初に導入したのは、やはりペット保険会社の「Mars Petcare」。同社はペットを新しく家族に迎えた従業員に対して、10時間の育休を認めました。この制度のおかげで従業員たちは、しつけ教室に通わせたり、獣医の予約を入れたり、新しい環境に慣れるために絆を深めるなど、時間を有効に使えたようです。

「家族として迎え入れる際、どれだけ一緒にいてあげることが大切かを会社としても理解しています。社員にはペットを飼う責任を負担に感じず、安心して彼らと過ごしてもらいたいという想いから、この制度を導入しました」

とは、同社の人事ディレクターKate Menziesさんのコメント。このペット休暇が過ぎてしまった後も、会社に同伴することもできるんだそう。

さらには、最大3週間のペット休暇を認めた企業も。

なんでも、マンチェスターのITカンパニー「BitSol Solutions」の創業者Greg Buchananの家庭には子どもがおらず、代わりに飼いはじめた子犬の世話に9ヶ月間休んだ妻。それを見習い、会社でも3週間のペット休暇を認めたとか。ちょっと寛大すぎ(?)とも思えるこの育休期間に対してGregさんは、「結果的には仕事に対して誠実で熱心になってくれる」、との意に介していない様子。「The Bark」で紹介されていました。

さすがは動物愛護大国
いつか、世界基準に?

この育休、企業によって考え方も支給日数もまちまちですが、さすがは「動物愛護の先進国」とも言えるユニークな制度ですよね。いつか、グローバル・スタンダードとなる日は来るのでしょうか?

Reference:Mirror, The Bark
2018年8月30日、彼らは「快適な労働環境を整えるために最低12週間の有給育児休暇を付与するように」とサプライヤーやベンダーたちに協力を仰ぎました。
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