恋愛ベタなら、愛に「4つの前提と7つの表情」があることを知っておこう
恋愛アドバイザーのKyle Cが、迷える子羊たちに喝!
本当の愛ってなんなの?なんで見つからないの?一体どこにあるのよー!と恋の深みでもがいている人はもちろん、そうでない人も読んでみて♪ 以下、彼の記事を紹介します。
01.恋は落ちるものではない!
恋愛はトラップじゃない。落ちるわけがない。ただなんとなくそうなるわけでもない。一目惚れはただの比喩だ。愛は次第に育っていく。それ以上に勝るものなど人生にはない。だからこそ努力が必要。
長続きする愛の基礎は、有意義な関係であること。当然二人の間には距離がある。そこには、歩み寄ったり共感しあったりすることや、誠実さ、寛大さ、知恵、前向きな気持ち、などが数々存在している。
愛は、完璧なパートナーに手を取ってもらうまで座って待てば得られるものではない。自分を永久にしあわせたらしめるものであり、努力が必要なのである。見つかることを信じて探し続けなければならない。
02.
真実の愛を辿る旅路は、
長く、曲がりくねっている。
愛を探すときには、フラストレーションがついてまわる。幻滅し、悲しむだろう。ある日、ある人物が、どうしたらパートナーとなるのだろうか。こう考えてみよう。
悲しんだことがなければ、しあわせに感謝することはできない。本当の愛も同じく、その正反対を知っていない限り語れないのではないだろうか。
ロマンス小説のように上手くコトが運ばないことは往々にしてよくある話。人生にだって同じように試練が用意されている。自分の中で何かしらの意味を見出すためには、経験を重ねる必要がある。なんどもすれ違いを経験するため厄介ではあるのだが、そうするうちに繋がっていくものなのだ。
03.
愛は理想ではない。
愛は理想として描かれがちである。だから辟易するのであり、地に足がつかない。夢見心地でいながら、このしあわせがずっと続くーーなんてことはない。現実は違う。後に、思いのほか短命だったことにガッカリしては、希望や自身を失っていくだろう。
心理学者のRobert Stenbergは、愛に3つの重要な要素があると考えている。情熱、責任、親密さだ。たとえば、情熱や性の魅力は他の要素を凌駕するだろう。が、その結果発展したふれあいは、最初と最後では正反対の姿になるという。
責任とは、二人が長期的に何かを交換し合えているときにあるものだ。最終的には、その親密さが自信を生むためのきっかけにもなる。これこそが、長続きする愛や、成熟した信頼、深い関係性が成長し始めた証拠となるのだ。
04.
愛は多重人格。
人の数ほど愛のカタチがあるもの。それは、環境や年齢など多くの要素がフクザツに絡まってできている。愛情表現にもそれぞれスタイルがあるのだ。
Stenbergによれば、カップルの関係には、以下の7つの表情があるそうだ。
01.【好き/友だち】
パートナーとの仲が良く、信頼できる関係。まだ強烈な情熱や、持続的な責任のある関係ではない。
02.【とにかく夢中】
最高のシナリオさえあれば、ロマンチックな恋愛を進展させて、夢中になれるだろう。ただし、儚く消えてしまうことが多々ある。
03.【空っぽの愛】
責任(義務感)が、情熱や親密さに勝っている状態。熟年カップルなら通りぬけてきたであろうポイントだ。一度は失望を経験して、お互いの関係を再確認する。
04.【ロマンチック】
情熱と親密さからなる強い関係性がある。しかし、責任までは結びついていない。
05.【友愛ステージ】
友だちのようでありながら、強い愛情が責任とともに共存している。ただし、情熱は穏やかだ。熟年カップルによく見られる状態。
06.【愚直な愛】
情熱を基盤に、責任が生まれている。親密さはあまりない。
07.【熟練カップル】
情熱と責任と親密さが揃った完全体。しあわせで、誰もが思い描くような理想的な状態。
持続する愛を求めるなら、それぞれのステージを体験して探してみることだ。最後に、Stenbergの助言を紹介する。
「恋は成就するよりも守りぬくことのほうが難しい。そして、愛情を表現しなければ、どんな関係も死んでしまうものだ」。