ドイツのサウナ好きが、スキー場のゴンドラを「モバイルサウナ」にリノベーション!
サウナと聞いたら、石や白木でできた密室をイメージしませんか?しかし、この「Saunagondel」は、どこにでも持ち運べて、外の景色を見ながら入浴できる「モバイルサウナ」なのです!
スイスのスキー場で実際に使われていたゴンドラをリノベーション。大きさは185cm×175cmで、幅160cm、重さは190キロ。フレームや窓はそのまま生かし、木材はすべてモミの木を使っています。
ベンチのデザインに黄金比率を取り入れるなど、シンプルながら考え抜かれたデザインに。電気ヒーターは100度まで温められます。
作ったのはドイツ人デザイナーのFelix TarantikさんとToni Eggerさん。2人は言わずもがなサウナ好き。しかし、彼らのよると、現在のサウナは伝統的すぎて、美しくないのだとか。こんなコメントが。
「私たちは日常的にサウナを使っています。文化的なもので、健康にも良いですから。体の芯から温まって免疫が強くなります。ただ、いまのサウナって、伝統的すぎるんです。現代に合わせてシンプルにデザインされたことがなく、求めるような美しさがないんですよ」。
そこで彼らが選んだのがゴンドラでした。極端な温度変化に耐えられて、しかも壊れないからだそうですよ。
トラックで持ち運びできる!
モバイルだし、ゴンドラだし、思い立ったら雪山のてっぺんでサウナーー。なんてことも!?なんちゃって。
彼らは、2人用と6人用の新しいモデルを開発中で、価格はそれぞれ5,000ドルと10,000ドル(約108万円)。日本への発送は10万8,000円ほどで行えるそう。素敵なサウナで景色を楽しみながらのんびり、と考えると贅沢ですね。
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