「一日一生」。仕事に遊びに、毎日を全力で楽しむイスラエルの暮らしが教えてくれること
今や日本でもおなじみのバス&ボディケアブランド『SABON(サボン)』が生まれた国・イスラエル。普段サボンのアイテムを使っていても、そこがどんな国なのか、実はイメージできないという人も多いかもしれませんね。
イスラエルは、歴史的にも、民族的にも、その特殊な環境で培われてきたカルチャーも、一色には染まらない不思議な魅力を感じさせる国です。そして、イスラエルの人々の暮らしを眺めてみると、カラフルで豊かな暮らしを送っているのがわかります。
もしもあなたが、単調な毎日の繰り返しを変えてみたいと感じているなら、この記事を読んでみてください。きっと、彼らのライフスタイルから、「幸せ」を感じるためのヒントが得られるはずだから。
イスラエルってどんな国?
まずは数字という側面から見てみましょう。イスラエルの建国は1948年と意外に新しく、約22,000㎡の国土は四国よりやや広い程度と決して大きくはありません。年々増加傾向の人口は約834万人、その約75%をユダヤ教徒が占めています*。
国の成り立ち上、政治的な視点から報道されることも多く、ともすると危険なイメージで見られがちなイスラエルですが、実は「世界幸福度ランキング」では堂々の世界11位*。このランキングが示している事実にフォーカスすると、人々の暮らしぶりが見えてきます。
*世界幸福度報告書2013(World Happiness Report 2013)
伝統も最先端も、バランスよく取り入れる
イスラエルの「今」を体感できるのが、経済とカルチャーの街「テルアビブ」。地中海に面した長い海岸線のほぼ中央に位置するこの都市には巨大なオフィスビルが林立し、最先端のEDMが大音量で流れるクラブがあり、現代アートのギャラリーが集まっています。そうかと思えば、古い港町の景色は昔ながらのイスラエルそのもの。その伝統と最先端のミックス具合が独特の世界観を生み出しているのです。
なんでも楽しんでしまう天才イスラエル人
イスラエル人はビジネスセンス抜群な企業家も多く、今をときめくハイテクから美容系までイスラエル発のスタートアップ企業が世界に進出しています。それは、彼らの仕事には常にワクワクするような遊びゴコロがあるから。「一日一生」というユダヤ人の精神が根付いているイスラエル人には、失敗すらも辞さない素質が備わっていて、チャレンジすることを心から楽しめるのです。
しかし彼らは仕事に忙殺されることはありません。仕事が終わればとにかく遊ぶこと。時にはクラブで夜通し羽目をはずし、時には地中海に沈む夕日を眺めながら仲間と語らう。週末になれば、公園に行くような気軽さで家族と一緒に「死海」に繰り出す・・・常に彼らが幸せそうなのは、その笑顔を見ればわかります。
コミュニティみんなで「家族」になる
彼らの「笑顔の素」をたどると、「家族」に行き着きます。どんなに成功している起業家でも一番大切なパートナーは誰かと聞かれれば迷わず「妻」とか「夫」、または「家族に決まってるよ」と答えることでしょう。
ユダヤ人は伝統的に多産の文化で子だくさんの家族も多く、隣人や友人との結束も固いため、地域のコミュニティ全体で子どもを育てる様子も見受けられます。それはまるで、「古き良き日本」が持っていた風景のようでもあります。イスラエルの「ハッピー」の源は、どうやらこの辺りにありそうです。
「安息日(シャバット)」に学ぶ、「幸せ」を実感する方法
イスラエル人が家族を大切にするのは、ユダヤの伝統と深い関係があります。それは週に1度訪れる「安息日(シャバット)」。旧約聖書に記されている天地創造の7日目に神が休息をとったことに由来した、イスラエル人にとって何より重要なものなのです。
毎週金曜日の日没前から土曜日日没後までが安息日。その間、彼らは基本的に働いてはいけません。そこで何をするのかというと、家族で集い、親しい友人たちを自宅に招いて大勢で食卓を囲むのです。それはまるで、お正月の団欒が毎週一度訪れるような感じと言えば、その雰囲気が伝わるでしょうか。イスラエルには移民も多く、その食卓は自然と国際色が豊かな異文化交流の場にもなっています。
波乱に満ちたイスラエルの歴史の中で、この「安息日」という伝統が守られてきたからこそ、「家族とともに過ごすことが一番の幸せ」という、当たり前のようでいて私たちが普段おろそかにしているかもしれない価値観を、彼らはそのDNAに深く刻み込んでいるのでしょう。そして、それが「家族で一生使い続けられるブランドへ」というサボンの理念につながっているのは言うまでもありません。
今度の週末は、家族や大切な人とゆっくり語らいながら、SABONのアイテムでリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?
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