大会中サメに襲われ、パンチして撃退したサーファー。1年後の大会で優勝!

2015年7月に、南アフリカで開催されたサーフィン大会「J-Bay Open」で事件が起きた。オーストラリア出身のプロサーファー、ミック・ファニング選手が大会中サメに襲われたのだ!

運良く、奇跡的に無傷で救出された彼。その際の一部始終が動画に記録されている。

サメに襲われた瞬間!

サメのヒレが見えた時の映像には肝を冷やす。本人の話では、突如突進してきたサメがレッグロープに引っかかったことで一瞬早く気がついたそうだ。

尾ヒレで顔をなぶられることもあったが、叫びながらサメを蹴り続け、見事撃退に成功。その後、大会のウォーターセーフティーチームがボートで即時救出、事なきを得た。ほっと一安心だ。

インタビュアーが救出直後に質問をしているのだけれど、ファニング選手ときたらパンチとキックでサメを撃退していたというからビックリ。

インタビュアー「何発かパンチしたのか?」

ファニング選手「ハハハ(笑)ああ、背中にお見舞いしてやったよ」

救出の後、大会は中止された。ファイナリストの2人には、大会のルールに則ってそれぞれ2位の賞金が授与されることになった。大会側はこうコメント。

「皆無事でよかった。我々は2人の出場者と話し合い、大会の中止を決断した。南アフリカのサポートやウォーターセーフティーチームの迅速な対応に感謝する」。

1年後の大会で見事優勝!

さて、なんとも勇ましいエピソードで話題になったファニング選手。昨年のことなんてへっちゃらと言わんばかりに、2016年も同じ場所で開催された「J-Bay Open」に参加。しかも、見事優勝!

The ABC」によると、大会側は前年のようなことが起こらないように対策を強化。ボート、ソナー、ジェットスキーに加え、ドローンの数を増やして警戒にあたったというが、それにしたって出場するには勇気が必要だろう。

本人の発言は信じられないほどたくましい。大会前にはこんなコメントを残している。

「そのことが頭によぎれば、そりゃあ最初はトリッキーなサーフィンにもなるだろうね。けど、他の場所でもサメは見てるし、今までも考えすぎたことはない。見かけたら陸に上がるだけだ」。

そんなに割り切れるの!?とも思ってしまうが、試合後はこう話していたから驚く。

「精神的にフラッシュバックすることはなかった。もっとこうーー、何か起きたらその時に考えようって感じだったね」。

気が気でなかったのはどちらかというと奥さんの方。サメの襲撃を振り返りこう語った。

「私はホントに心配で仕方ありませんでした。テレビに写っている彼の姿をそのまま画面から引っ張り出したかった。信じられませんでした」。

2016年の大会は事故もなく無事に終了した。彼の発言には勇猛果敢という言葉がしっくりくる。ライディングも凄い迫力だ。決勝の様子を動画でぜひ見てみて!

Reference:The ABC
Licensed material used with permission by WORLD SURF REAGUE

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