ヨガから学んだ、掃除を簡単にこなす「3つのルール」
月間60万PVを誇る人気ブロガーの、みうさん。自身が実践する「ヨガの教えを活かしたシンプルライフ」は、多くの人からの支持を集めていて、今年7月には書籍『ヨガとシンプルライフ』として発刊されました。
ここでは、ヨガの教え「シャウチャ」に基づいた掃除を簡単にこなすルールを紹介します。
ポーズよりも大切(?)なヨガの教え
「シャウチャ=清潔に保つ」
「シャウチャ=清潔に保つ」とは、身心だけではなく外側も清潔に保つことを意味します。ヨガにおいて、じつはポーズをするより前に実行すべき大切な教えです。
マットを清潔にし、部屋を片づける。掃除自体が、暮らしの中のヨガと言えるでしょう。中でも私は、この3つを常にこころがけています。
01.汚れを悪化させないコツは使った時にササッと!
夜お風呂に入ったついでに、排水口や溝をブラシで磨くことにしています。汚れの少ないうちなら、洗剤を使わなくても水だけで簡単に落ちるもの。年末の大掃除まで汚れを溜めて、カビだらけの浴槽をきれいな状態にするのはあまりに大変な作業です。
できるだけ楽にきれいを保てるよう、気楽にできることを、ちょこちょこと。トイレやキッチンの排水口も同じです。毎日使った時にササッと汚れを取れば、ひどくならずに済みます。
02.あとでラクするための
こまめな「ついで掃除」
こまめな「ついで掃除」
祖母の代から受け継がれている階段の掃除法があります。それは、2階のベランダに洗濯物を干すときに、物干竿を吹くための雑巾を一緒に持って上がり、帰りにその雑巾で階段を拭きながら降りてくるというもの。埃が溜まりがちな階段が、この掃除のおかげで毎日光ります。
「ついで掃除」は常に心がけていることです。捨てるものでも、使えそうなものがあれば、汚れを拭いてから捨てる。こまめな「ついで掃除」は、後々のラクに直結するのです。
03.健康維持にも◎朝イチの雑巾がけ
朝の仕事の1つに家全体の雑巾がけがあります。雑巾がけの姿勢は、骨盤や股関節を元気にして腰痛を予防し、肩甲骨を動かして肩こりを解消してくれます。腹筋背筋を鍛えることもでき、まさに全身運動です。体が温まり、掃除をしながら運動もできる、一石二鳥!
まず2階全体を拭き、階段を下りながら拭いて、1階リビング、脱衣所、トイレの順番にザーッと拭きます。運動と掃除が一緒にできると思えば、やる気も出ます。