これはズルい!「乗ったままダイビングが楽しめる」プレジャーボートが登場
3つの船体をいかだのように平行に連結した、フランス生まれのトリマラン型のプレジャーボート。2013年のデビュー以来、改良を繰り返してきました。
これが、スゴいことになっているんです。
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美しいマリンブルーが特徴的な胴体は、フランス海軍設計士によるデザインだそうで、レーシングボートに最適化された速度と安定感で……と、説明にはあるんですが、じつはそんなことほとんど関係なし。
なぜって、この プレジャーボート「Platypus」最大の見せどころは、スピードじゃないんですから。
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陸を出た二人が向かった先は、海底にリーフ(サンゴ礁)が見えるダイビングポイント。目的の場所へ着くなり、水中マスクをはめる二人。ここからダイブをするのかと思いきや……次の瞬間、レバーを引くと同時に座席だけが、ナント!
そんなのアリ!?座席だけが水中にザブーン
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![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/43036/28bbdc1ae0e83dc0ecab6d0275c04de753c20adb.png)
まさか……三胴艇の真ん中、シート部だけがみるみるうちに海の中へと沈んでいくじゃありませんか!こうして、ものの数秒で二人は乗組員かつダイバーに。
船底の一部をガラス張りにしたグラスボートというのはありますが、自分自身がダイバーになるって(笑)もう、ほとんど反則ワザです。マスクを装着する理由にも納得。
半潜水艇で楽しむ
新しいマリンライフ
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このPlatypus専用のマスクをかぶると、船体のエアコンプレッサーから酸素が供給され、酸素ボンベを付けなくても、海の中の散策ができるという訳。もちろん、舵を切ったり操縦もジョイスティックを使って自由自在。ちなみに海底では3ノット(約5.5キロ)でのんびり進むようですよ。
これなら、泳ぎに自信のない人でもOK。リーフエリアであれば、海の中の大自然を満喫できること間違いなし。オプションで360度カメラやデジタル潜望鏡、GPSナビも搭載できるようですが、「BBC」の紹介記事によれば、最安値でも本体価格は現在のところ60,000ユーロ(およそ680万円)だとか。2017年内の発売を予定、いつかトライできる日がくるかも。