お肉を使わない「代用ジャーキー」でも、ビールを美味しく飲める?

ミミガーや豚皮のおつまみのようにも見えるこのビジュアル。これが今、アメリカで密かなブームを呼んでいるお肉を使わないジャーキー。代用するのは、100%ココナッツです。

ココナッツジャーキーが
じわじわ来てるらしい

食べた人の感想によると、なんでもビーフジャーキーのように嚙りついて手で引きちぎるような固さではなく、適度に柔らかく、噛んでいくとじんわりココナッツ固有のあの甘みがじんわりでてくるんだとか。

東南アジアを旅していると、薄くスライスした豆腐や湯葉を乾燥させて、同じように醤油やスパイスで味付けした代用ジャーキーを見かけることがあります。たとえば台湾の「豆乾(中国では豆腐乾)」のように。

ビーガニストやマクロビストたちの多い欧米で、今こうした代用ジャーキーが求められるのも、まあ必然といえば必然なのかも。

お肉に「似せる」ではなく、
お肉の上をいく味?

使用するのは、フィリピンで採れた完熟前の緑色のココナッツ。これを独自製法のフルーツ果汁とスパイスで作られたソースにマリネして、あとは乾燥させるだけ。工程はたったこれだけだそう。

にんにくとブラックペッパーで味付けをした「Original」、熱帯の柑橘とピリ辛風味の「Chili Lime」、そしてジャーキーの定番「Ginger Teriyaki」の3種類。ビーフジャーキーの風味に似せようというのではなく、あくまで乾燥ココナッツを楽しむためのフレーバーなんだとか。

「ホールフーズ」の
お土産の定番となるかも

ココナッツの成分が広く注目されるようになり、欧米のヘルスコンシャスな人たちのあいだで大注目となったココナッツウォーター、さらにはココナッツオイル。けれど、果肉そのものを食べるという感覚は、もしかしたら薄かったんじゃないかな。

すでにホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)では、5.99ドル(約690円)で発売。話題性もあって、これはいいお土産になるはず。いやいや、今すぐにでも食べてみたい!という人には、オンラインでの通販も受け付けているようですよ。

ビールに合うかどうか、ぼくとしてはこの1点だけ気になるなぁ。

Licensed material used with permission by Cocoburg LLC
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。