狭い部屋で彼女と一緒に暮らしたら、お互いに成長できたワケ

よく海外の人から「狭い」と言われる日本の家。とくに同棲を始めたり、結婚したり、子供ができたりすると、気になってくるものです。

Mansal Dentonさんが米メディア「Elite Daily」に寄せた記事によると、彼は付き合って5ヶ月の女性と、約21平米(約12畳)のアパートで同棲することにしたんだとか。日本人の感覚からすると十分な広さにも感じますが、「狭い部屋で恋人と同棲したら、とても成長できた」のだとか。

 01.
物は必要最低限!
ミニマルな生活を心がける

自分ひとりで狭い部屋に住んでいたときも大変だったけど、シンプルな暮らしを楽しんでいたんだ。でも、彼女がそこに一緒に住むってなったら、もっと持ち物の整理が必要で、服やら思い出の品やらをどんどん手放して、今生きるのに必要なものだけ手元に置くことにしたんだ。
 
消費社会に生きているわけだから、物を持つのはいいことでもあるけど、やっぱりそんなに価値のあるものじゃないと思うんだ。ミニマルに生きるっていうのは簡単じゃなかったけど、なかなか良いものだよ。

 02.
2人の一番大事なことや
目標を共有しておく

同棲した翌月、僕と彼女はアイスランドのツアーに参加したんだ。それから3ヶ月間のドライブ旅行をして、SUVでキャンプにも行ったよ。お互いの仕事はちゃんとやりながら、こういう遠出をする。僕たちにはこれが一番大事なことなんだ。

2人にとって大切なことがわかったら、他のものを諦める決断が苦じゃなくなったよ。たとえばバスタブとか、くつろげるソファとか食洗機とか…あったら豪華で嬉しいけど、僕たちにとっては必要ないし、欲しいとも思わなくなったよ。

目標を共有していれば、一緒にそこに向かうのも簡単になるよ。

 03.
コミュニケーションは
はっきりと

相手とコミュニケーションをとるとき、はっきりとした態度を取らなければ、どんなカップルだってうまくいきっこない。とくに、狭い部屋ではね。

彼女のやってることが僕にはまったく理解できないときもあるけど、それでも僕は彼女のやっていることや気持ちを尊重しなければいけないと思う。たとえば、目元のシワ対策のためのパックとか、僕にはもう何のことだか全然わからないけど、それに僕がケチをつけたり、議論をふっかけたりするべきじゃないんだ。

お互いのやってることが筒抜けだからこそ、もっとはっきりしたコミュニケーションが大事だし、その分親密になれるっていうメリットもあるんだ。片方が自分の気持ちややりたいことを伝えたら、もう片方はそれに共感したり、助けることもできるよね。

 04.
ムダな言い争いはしない

狭い部屋で一緒に生活をしていると、相手のやっていることに文句を言いたくなることが山ほどある。だけど、ほとんどのことは時間や労力を使って議論するほどの価値はないんだ。

たとえば彼女は「模様替え」が好きなんだ。新しい枕、新しいシーツ、余分なシーツ、使わない枕、みたいなものがたくさんある。

僕はいつもしぶしぶ、そこを掘り返してる。でもきっと彼女だって、僕のことで、言わずに我慢してくれていることがあるはずなんだ。だから、いちいちそのことで議論したりはしないよ。

 05.
デートみたいに、
約束の時間を守る

同棲カップルは、新しい生活ルールをつくるのに、よくケンカになるっていうよね。週に数時間だけ一緒に過ごしていたカップルが、急に四六時中一緒にいることになるわけだから、それは当然。

僕の場合はとくに、彼女はずっとそばにいたがるタイプだったから、とても大変だったよ。だからこそ、決めた予定はちゃんと守るっていうことが大事だったんだ。

たとえば、デートの約束を決めて、時間通りに家を出るっていうのはとても重要なこと。まるで別々のところに暮らしているかのように振舞って、決めた時刻に一緒に家を出るんだ。そのほうが、絆が感じられる関係になるんじゃないかと思うよ。

Licensed material used with permission by Elite Daily
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。