ハロウィンナイトに「本物のドラキュラ城」で眠る人を募集中

まさにハロウィンの最高峰。この企画を知ってしまった以上、どんなに完成度の高いコスプレも物足りなく見えてしまう。従来のハロウィンナイトにはもう心が躍らなくなった、そんなあなたは今すぐ応募の準備を。

実在モデルとして知られる
ブラン城(ルーマニア)が舞台

Airbnbのハロウィン特別企画として発表された本イベントは、ドラキュラ城の実在モデルとして知られるトランシルヴァニア(ルーマニア)のブラン城で一夜を過ごすというもの。古くから吸血鬼が棲むと言われる、天然の要塞カルパティア山脈に囲まれた森奥深くの恐怖があなたを待っている。

当日は、山道を馬車で奥へ奥へと進んでいく。日が暮れ、コウモリと狼が躍動を始める薄闇の中、山の頂に忽然と現れるブラン城は、その幽玄な存在感で見る者を圧倒。

棺桶に入り、
夜明けを待つ恐怖を

城内では隠れ部屋、軋む階段、迷路のような薄暗い廊下をひとしきり回ることが可能。秘密の通路を抜け、広大なダイニングルームに至ると、卓上にはろうそくの明かりが煌々と灯り、小説で描かれた通りの郷土料理の晩餐が。

夕食後は、伯爵の地下室に降りてベルベッドを敷き詰めた棺桶に横になり、たったひとりで夜明けを待つ。トランシルヴァニアの夜は長い。足音やささやき声(?)、城壁を取り巻く狼の遠吠えを聞きながら安らかな眠りにつく。

ホストのダクレ・ストーカーさんの言葉に、こちらの期待はより一層高まるばかり。

「ブラン城は、ドラキュラ伝説発祥の地なので、教えたい秘話が山ほどあります。詳しいことは、城の薄暗い秘密の通路を案内しながらお伝えすることにしましょう」

当選商品は、2名1組の宿泊1泊とトランシルヴァニアへの往復航空券。応募期間は、日本時間10月27日(木)午前6時59分まで。興味のある人は、以下10のハウスルールを確認してこちらから応募を。ちなみに、お題は「ドラキュラ城で伯爵に牙を剥かれたそのとき言ってやりたい台詞」だそう。

ハウスルール10か条

・我が居城へようこそ。自由に入って、安らかにゆけ、幸せの欠片をここに残して。
・Airbnbからは日没後のヴァンパイア被害の保証は出ません。
・にんにくを数珠玉のように首にぶら下げてこないでください。にんにく臭いもの、香料も一切禁止です。
・銀のジュエリー類もご自宅に置いてきた方がよろしいでしょう。
・護符、聖水もご自宅に置いてきた方がよろしいでしょう。
・ナイフやフォークで十字を切ってはなりません。指とかでも十字はとにかくやめてください。
・見張り塔のこうもりに気をつけること。
・就寝前にろうそくはすべて消すこと。
・夜明け前にカーテンは全部閉め切ること。
・伯爵は「鏡を使った自撮りは得意ではない」と申しております。

Licensed material used with permission by Airbnb
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。