世界初。レコードが宙に浮いて回るフローティングターンテーブル

近年、音楽好きの間で再評価が進む、アナログレコード。じつは日本を含む世界中で若者を中心にブームとなっており、ここ数年爆発的に生産量が伸びているそうです。

レトロなイメージのあるアナログレコードですが、流行の最先端でもあるからには、最新の機器で聞きたいもの。そこでいうと、この度開発されたレコードプレイヤー「MAG-LEV Audio」は未来感たっぷり。

だって、ターンテーブルが宙に浮いているんですから!

最新テクノロジーで
空中スピン

完全に宙に浮いたターンテーブルが、LEDの光の上で回転する様は、まるでSF映画のよう。この未来な外見を作り出すために、非常に高度な技術が投入されているんです。

レコードは、表面の微妙な凹凸を針で読み取る仕組み。そのため浮いているターンテーブルがほんの少しでも上下に揺れたり回転軸がブレたりしたら、音楽が再生されないどころか、大切なレコードを傷つけて再起不能にしてしまいます。

そのため磁力で浮かせるだけでなく、センサーで状態の変化を読み取ることで、安定した回転を実現しているそうです。

いざというときも
落ちません

「ひょっとして、突然停電したらガシャーン!とターンテーブルが落下してしまうのでは?」そう思った人もいるかもしれません。

しかしこの「MAG-LEV Audio」は、そんな事態も想定済み。突然電源が失われた場合でも、通常の電源オフと同じように、レコードを傷つけずターンテーブルを着地できるように予備電源を内蔵しているんです。

レコードはもう手に入らないレアなものがほとんど。大事なコレクションのこともちゃんと考えてくれています。

ミニマルな美しいデザイン

デザインもなかなかクール。レトロなレコードプレイヤーの良さを引き出しながら、ミニマルでフューチャリスティックにまとめられています。

カラーはストイックな「ブラック」、ヴィンテージっぽい「ウッド」、SF感あふれる「ホワイト」の3色から選べます。デザインがシンプルなだけに、カラーリングで大きく印象が違うので、好みやインテリアに合わせて選べるのは大きなポイントです。

大きなジャケットから慎重に取り出して、ターンテーブルの上に置く。針を落とした瞬間に流れる、独特のノイズの中から立ち現れる音楽…。そんなアナログレコードならではのリッチな体験を、何倍にもしてくれます。

値段は、780ドル(約8万円)から。順調にいけば、2017年の8月には出荷されるそう。KICKSTARTERでまだまだ支援を募集中なので、レコードファンは要チェック。

Licensed material used with permission by MAG-LEV Audio Team
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。