世界の朝ごはんを食べよう。9〜10月は遊牧民の食文化が味わえる「モンゴル」!
外苑前にある「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」は、“朝ごはんを通して世界を知る”がコンセプト。
その土地ならではの歴史や文化、栄養、楽しい生きかたのヒントがギュッと詰まった料理を、期間ごとにテーマとなる国を変えて提供しています。9月6日から新たに始まるテーマは、「モンゴル」!
朝ごはんで旅しよう
モンゴルの国民食を体験
さて、まずはどんな国だったかをおさらいしてみましょう。思い浮かぶのは、大草原に暮らす遊牧民の姿でしょうか。日本の4倍ある広大な国土に、300万人ほどの人々が暮らしており、世界で最も人口密度が低い国としても知られています。
もともとは移動式の住居「ゲル」に住み、大地を傷つける野菜を作らず、夏は「赤い食べ物(肉)」や、冬は「白い食べ物(乳製品)」を食べていました。つまり、家畜に頼った食文化です。
その後、外国から小麦粉が入り、1924年に社会主義国として中国から独立した後、ソ連の食文化の影響で野菜やマヨネーズを食べるようにも。
9月と10月のワールド・ブレックファスト・オールデイでは、そんなモンゴルを朝ごはんで旅する絶好のチャンス。一体どんな料理が味わえるのか、チェックしてみて。
濃厚な乳製品と揚げドーナツ
塩茹で肉やスープなどなど
同国には、家畜のミルクをそのまま飲まずに、乳製品を作って保存食にする文化があります。
搾りたてのミルクで作ったクロテッドクリームのように濃厚な「ウルム」を、揚げドーナツのような「ボルツォク」につけて食べるのが朝ごはんのご馳走で、ソ連から入ってきたポテトサラダ「トムスニーサラート」も定番。
モンゴル式のミルクティー「スーテーツァイ」に、チーズや無発酵の薄焼きパン「ガンビル」を浸して食べたり、夜ごはんには羊の骨付肉を塩茹でした「チャナサン・マフ」や、その残った肉を「ガンビル」と一緒に食べるのも一般的。
栄養満点の果実ジュースや、スープなどのサイドメニュー、デザートも多数用意されているみたい。会期中はモンゴルに関するワークショップなどイベントも開催予定。この機会に、ぜひその文化を体験してみましょう!
【概要】
■店名
WORLD BREAKFAST ALLDAY■期間(モンゴルの朝ごはん)
9/6(火)〜10/30(日)■電話
03-3401-0815■営業時間
7:30 - 20:00(ラストオーダー19:30)■予約
コチラから