審査員から「痩せろ」と言われたミス・アイスランドが返した言葉とは?
2015年ミス・アイスランドに選ばれたArnaさんは、2016年、ラスベガスで開催されるミス・グランド・インターナショナルに、国の代表として参加していました。
そこで、審査員にこんなことを言われたのです。
「君、朝食は抜いて、サラダだけを食べたほうがいいんじゃない?」
Arnaさんは、大勢の観客と76カ国の代表が集まる大々的なコンテストの審査の場で、「太っているからダイエットをしろ」という意味の、心ない言葉をかけられたのでした。
太っていたのではなく
競技のための筋肉だった
でも、Arnaさんは決して太っているわけではありません。彼女はアイスランドのナショナル・チームに選ばれるほどの、優秀な棒高跳びの選手でした。
Nikeのモデルも務めているほどで、彼女の体についているのは余分な脂肪などではなく、競技のための筋肉だったのです。
「痩せろ」と言うなら
受賞させる資格なんてない
しかしArnaさんは、無礼な審査員に真実を告げて怒り出すようなことはしませんでした。代わりに、毅然とこう言ったのです。
「審査員が私に痩せろというのなら、私に受賞させる資格なんてないわ」
ありのままの私で
十分だもの
のちにArnaさんは、こう語っています。
「確かに私は、他の女の子より肩幅が広いかもしれない。でもそれは、アイスランドのナショナル・チームの一員だったから。私はそのことを誇りに思っている」
「もちろん、あんなコメントを本気にしたりしてない。私は今のままの私で、十分だもの」
力強い彼女の言葉には、美しさとは「自分らしさ」なのだと教えられるようです。