「彼女いない歴=年齢」だった30代男性が綴った、本気のアドバイス
男子校で出会いが少なかった。特徴がないフツメンで、友だちにはなれても恋愛には発展しない。性格はいいけどね、と評価される。大学生になれば彼女ができると思っていたけれど、気づけば大学も卒業してしまった。彼女がいないまま中年になってしまうのでは、と絶望している。彼女を作ることを半ば諦めている。そんな方におくりたいコラムがあります。
「Elite Daily」の男性ライターReggie Wadeさんは、30歳になるまで「彼女いない歴=年齢」だったんだそう。自身の体験談を元に綴った恋愛についてのコラムを紹介しましょう。絶望的な状況から脱出するきっかけになるかもしれません。
僕はこの間、30歳になったばかりだ。そして、生まれて初めてデートに出かけたのは、30歳になった5日後だった。笑いたいなら笑えばいい。それまで「彼女いない歴=年齢」だったんだ。
そんなヤツから学ぶことなんて何もないと思うかもしれない。だけど考えてみてほしい。僕みたいに初デートが30歳を超えてからなんてイヤだろう?だから僕のアドバイスは真剣に聞いたほうがいい。反面教師ってやつさ。
01.
ウジウジ悩むのはやめて
とにかくアタックだ
20代の頃、僕はこう思っていた。ある日誰か理想の人が現れて、僕に告白してくれる…。もしタイムマシンがあったら、その頃に戻って自分を蹴飛ばしてやりたいね。そんなことは時間の無駄だ。いいかい、何度でも言う。時間の無駄なんだ。
確かに世の中にはそういう人もいる。僕のおじいちゃんとおばあちゃんはそんな感じだったらしい。でもそれは本当にひと握りの限られた幸運な人だけだ。「自分にも同じことが起こる」なんて思っている間に30歳。それこそ僕が身をもって経験した事実さ。
だから気になる人がいたら、とにかく声をかけるべきだ。この間、昔好きだった人に出会う機会があったんだ。「じつは好きだったんだよね」ってさりげなく言ったら「私も気になってたのよ。デートに誘ってくれたら良かったのに」だって!
でも彼女はもう結婚していて、子どもがふたりいる。もしあのとき声をかけていたら、相手は僕だったかもしれない。ウジウジ悩んでいる間に、素晴らしい未来は手をすり抜けていく。恥ずかしがっている暇があったら、今すぐアタックだ。
02.
恋愛できないのを
見た目のせいにするのはやめろ
もう思い出せないくらい前から、自分の見た目が原因で恋愛ができないって思ってきた。太ってるし、顔もブサイクだし…。
でもそれは、逃げていただけだ。僕より太っていても彼女がいる人はいるし、顔の好みも人それぞれだ。僕のおばあちゃんは、モデルも務めるハリウッド女優、ソフィア・ベルガラを見てこう言ってた。「あんな顔の女と結婚する男の気がしれないよ」。なにより、この僕だってこの間デートしてきたんだぜ!
とにかく、見た目のせいにするのはもうやめだ。確かに多くの人にモテる顔とそうではない顔っていうのはあるかもしれない。でも自分のことを好きになってくれる人は、絶対にいる。時間はかかるかもしれないけれど、探す価値はあるよ。
03.
運命のトビラは
片っ端から叩く
人生というのは不思議なもので、思いがけない形で未来が開くことがある。ただ問題なのは、鍵が開いている扉の前を通り過ぎてしまうことが多いってことだ。
だから扉があったら、片っ端から開けよう。よく目が合う相手がいる?今すぐ話しかけよう!行くのがダルいなって思ってるパーティがある?走って行こう!
ひょっとしたらその相手が、運命のパートナーになるかもしれない。世の中、何があるかわからないものだよ。
まぁそうならなかったとしても、ただ微妙なパーティに出ちゃったってだけのことさ。いや、ひょっとするとじつは新興宗教の会合だったっていうケースもあるかもしれないけど…それも人生経験のひとつということで。
可能性はあらゆるところにある。でもチャレンジしない限り、その扉は開かないままだ。
04.
変なプライドは捨てて
あらゆる手を尽くせ
30歳になって初デートにこぎつけるまで、僕はありとあらゆることをした。婚活パーティにも行ったし、デート・コーチのところにも行ったし、お見合いサービスも使った。
誰かに助けを求めることは、決して恥ずかしいことじゃない。困っている人のためにあるサービス。これは、使う人がたくさんいるから成り立っているんだ。
時間は残酷なもの。「そんなところのお世話になんかなりたくない」なんて思っている間に、気がついたら歳をとってしまっている。最初は僕も抵抗があったけど、やってみると意外と楽しいものだよ。
変なプライドを後生大事に持っていたって、恋人なんかできやしない。よく考えてみてほしい。行動を起こして恋人と出会う人生と、何もせずにひとりで過ごす人生。どっちがいいか、ってね。
自分で言うのもなんだけど、30歳で初デートをした僕の文章をここまで読んだってことは、藁にもすがる気持ちなんだと思うんだよ。
それなら、答えはもう決まってるはずさ。