母国を離れるときより、旅先から帰国するときのほうが寂しいワケ

ワーキングホリデーなどを使った長期に渡る海外の滞在は、過ごし方次第で人間を大きく成長させ流、かけがえのない体験となるでしょう。でも、あまりにも長く母国を離れてしまうと、なぜか帰国後にとてつもない心細さを感じることが…。

旅行から帰ってきたばかりなのに、なぜまた旅に出たくなるのでしょうか?その理由を語っているのは、「Elite Daily」の女性ライターSophie Cookさん。ちょっとだけ切なくなるこの気持ち、あなたは共感できますか?

新しい自分と出会うことで
世界観が広がった

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母国では得られない学びを経験できるのが、外国で生活することの醍醐味です。

移り住むのなら職や家を探すことがまず第一関門となり、その上で文化の違いに慣れる必要もあり、最初は困難なことが続きます。それでも、国境を越えなければ新しい価値観をもたらしてくれる様々な「出会い」には触れられなかったはず。自分のことをよりよく知る機会にもなるので、とても貴重な体験です。

あなたは普段より心がオープンになるかもしれないし、知り合いがひとりもいない土地に行けば、いつも以上に人間関係に慎重になることもあるでしょう。もしかしたら、人とは触れ合わず、多くの時間をひとりで過ごすことだってありえます。

どんな壁にぶつかろうと、自分の行動次第で未来は変わるものです。そのことは、海外に住んでいるとより明確に見えてきます。まったく新しい環境に自分を置くことは、あなたの世界観を一気に広げ、考え方を大きく左右する経験にもなります。そんな素晴らしい経験を経て生まれ変わった新しい自分だからこそ、「母国でも維持できるようにしよう」と強く志すのです。

帰国後の現実に
人生の方向性を見失う

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海外では、いち早く新しい環境に慣れるため、いろいろな場所に足を運んでいたでしょう。毎日が新たな出会いで溢れかえっていたため、気がついたら「どんな環境にもすぐに順応できる、寛容な性格を手に入れていた」なんてこともあるでしょう。

それが、いざ帰国すると、会う人は家族や友だちといった見慣れた顔ばかり。彼らとの再会も最初の数週間は楽しいものの、話していくうちに変な違和感を感じるかもしれません。それは彼らの状況が渡航前と微妙に変わっているから。あなたが異国で生活をしている間も、彼らは婚約をしていたり、会社で昇格していたりと、人生の階段を駆け上がっていたのです。

似たような環境にいた人たちは、離れて過ごすあいだに共感できる要素が一気に減ってしまうことがあります。すると、まるで居場所を失ってしまったかのような感覚に陥ることでしょう。

そしてもちろん、変わったのは彼らだけではありません。新しい環境に順応していくうちに、あなた自身も大きく変わっているのです。そのことに気づいてしまうと、昔から付き合いのあった親友よりも、外国での出会いのほうが次第に恋しくなり「また旅に出たい」と思うようになるのです。

久しぶりの友人との再会は、嬉しい反面、自分との差を感じさせられます。新たな人生の1ページを突き進んでいる彼らを見て、自分の人生の方向性に疑問を抱きはじめているのでしょう。

友だちと
共感し合えなくなる

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変わらず地元で生活していた彼らにとって、あなたの経験は想像しがたいもの。オーストラリアの海岸をキャンピングカーで駆け巡ったスリルや、リンジャ二山を登るのがどれだけ大変だったか。言葉の通じる人が誰ひとりいない南フランスの田舎で生活する苦労話をしたところで、あまり響かないかもしれません。

「帰国したら、暇がないくらい何時間もしゃべるだろう」と思っていた、数々の旅行記。あなたは想像と現実のギャップが思った以上に深いことを思い知ります。お互い違和感を感じてしまうのが現実です。

なんだかうまく伝わらないと、自分の話をわかってくれるのは同じ経験をした人だけなのかも…と思うようになってくるでしょう。このように、長期の旅に出てしまうと渡航前まではうまくいっていた関係が、変わってしまう恐れもあるのです。

海外で学んだ多くのことは、言葉で表しきれないほどの体験になります。そして渡航前の自分に戻ることは、とても難しいのです。だからこそ、帰国して数週間もすると、次の冒険を心待ちにしている自分がいるのかもしれません。

Licensed material used with permission by Elite Daily
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