ちょっと考えさせられる、路上の「巨大ペインティング」

上から見ないとその全貌が掴めないほど巨大な、路上のペインティング。圧倒的なスケール感で街中に登場するこれらを見ていると、現実が破れて顔を出したような、不思議な気分になってきます。

ここでは、その「違和感」に秘められたメッセージを紹介していきましょう。

きっかけは
「9.11」だった

545028fe4abf5b207b63f2c6d82066feaa2ebbc8

photo by Roadsworth

上の作品は、難民問題をテーマにしたもの。

「壁やフェンスは人々を分断するためのものではなく、アートを描いたりよじ登ったりするためのものだ」

という思いを込めているそう。

Fbee17b8b3ef85e05c9a8dfe888929cca0e4d104

photo by Roadsworth

またこちらは、化石燃料を使い、温室効果ガスを排出しながら走る自動車を批判したもの。駐車場に停まる車は「葉っぱ=自然」を踏みつけている、という意味を込めているそう。

手がけているのは「Roadsworth」と名乗る、社会派アーティスト。9.11をきっかけに、ストリートアートを描くようになったそうです。

「人々が当たり前に思っている環境に疑問を投げかけるため、街中にペイントをし続けているんです」

もちろん、メッセージ性の強いものばかりではありません。それぞれの意味を想像しながら楽しむのもありでしょう。

Af31a435ca7f65e35cb07b24bde3a6a7824ceda4

photo by Roadsworth

サイクル・グラフィクス。

1f83a4dc931f280ba5dbfe16c5fd40bb61718e06

photo by Roadsworth

道で溶けるアイス。

C04779712faa71d42535f5e658857a4845238445

photo by Roadsworth

点字ブロック?ではなく、レゴ。

2c3b1224cc6d202a03d3b67dcbd0d330419b5c89

photo by Roadsworth

巨大な鳥の巣。卵を置いて、親鳥は何処へ…。

A1513dbd86205cee6f52101850ec6238c47833fc

photo by Roadsworth

横断歩道と吊り橋、どっちがキケン?

693280d667161482c599d652ac0bd0615a112501

photo by Roadsworth

巨大な毛糸で編む、マフラー。

Fc5ae3a4d9b5a6d3c0ea6a65e3050d7a9df780f7

photo by Roadsworth

ジッパーを開いた先には、いったい何があるのか…。

Bab746838659766d751c0e61b83d7d9d778cfcb2

photo by Roadsworth

シェアサイクルの横を優雅に泳ぐ「イッカク」は何を想う?

7b31eff029403c0737bb73450783d83485c06e51

photo by Roadsworth

入り組んだ交差点は、まるでタコのよう。

48cc6d1cf31fb7633901bf9ce308a4097a4c14db

photo by Roadsworth

巨大ブラシで、鮮やかなブルーを。

Licensed material used with permission by Roadsworth
有史以来、戦い続ける男たち。浮き上がる筋肉は力の象徴。そこに強烈に惹かれたアーティストは、闘志に燃える強靭な肉体を表現するようになりました。みずからの指で...
バーニングマンといえば、砂漠のど真ん中に1週間だけ街が生まれる伝説の野外フェス。あるのは仮設トイレと食料の鮮度を保つための氷のみ。命の保証はなく、"No ...
過去にリオデジャネイロのファベーラやケープタウンのシャンティタウンを色鮮やかに変えてきたアーティストeL Seed。そんな彼がカイロの街に描いたアートを改...
どこまでもトリッキーな絵を生み出すのは、イギリス生まれのアーティストJulian Beeverさん。パフォーマーでもある彼は、自分とイラストが一体になるこ...
オーストラリアのビーチスポット、バイロンベイで暮らすジャックとマリーのアウトドアやカフェ、自然が中心のライフスタイルをイメージしたブランド「JACK & ...
「Original Travel Company」は、独自の視点で旅をプロデュースしてくれるイギリスの旅行代理店です。
街中に突如現れた巨大な動物のアート。独特の質感とインパクトで、見る人の心を掴みます。よくよく見てみると、このダイナミックな動物たち、何かを集めて作られてい...
「ついに世紀末か」「巨人にやられてしまう」「助けてくれ」そんな声が聞こえてきそうだけど、これは巨大なアートなのでご心配なく。作品があるのは、イタリアのベニ...
街中に忽然と現れる、巨大な白い布。よく見ると、すべてハンモックになっています。これは、ドバイのとあるエリアで見られる光景。この街が抱える問題を解決するため...
アーティストであるLor-Kさんの「Eat Me」というプロジェクトです。
Ruby Silviousさんが絵を描いているのは、なんと使い終わったティーバッグ。植物や風景、ポートレートなど、美しい世界がギュッと凝縮されています。
「息をするのも苦しい」ペルーの首都リマの幹線道路に設置された看板に、記された衝撃的な文字。これはあるガス会社による、大気汚染の危険性を訴えるユニークな取り...
ロシア人アーティストAlex Shtanukさんは、巨大な“銀の海”を出現させるためにIndiegogoでクラウドファンディング中です。
Igor Morski(イゴール・モルスキー)は、現代社会を風刺した多数のイラストを発表しているポーランドのアーティスト。温暖化や監視社会、まるで何かに操...
ナガタタケシとモンノカヅエによるアートデュオTOCHKAは、キャンバスではなく、空中に描く光のアニメーションを制作。アーティストたちが描くのではなく、プロ...
ロンドンの5つ星ホテルThe Ned。その地下にあるバーのお話。
2014年、ロンドンのクリエーターSteve Cuttsによる社会風刺アニメが、世界的な話題となった。消費や欲望、自然破壊といった“見えづらい日常”の行く...
オランダのイラストレーターかつグラフィックデザイナーであるIvo van de Griftさんによる「Big City Lights」という作品は、真夜中...
神秘的な空間にそびえ立つ巨大な柱。まるで、ギリシャのパルテノン神殿を彷彿とさせます。「国土交通省 首都圏外郭放水路」は、世界最大級の地下放水路として知られ...
デジタルアートを駆使して、摩訶不思議な街を生み出しいるのは、バルセロナを拠点に活躍するアーティストのVictor Enrich。映画「インセプション」ばり...