なぜ、山登りが好きな人と仲良くすべきなのか?(4つの理由)
あなたの周りに、山登りが趣味の人はいますか?ただただ頂上を目指すことを目的とする登山家に悪い人はいない、主張するのは、「Elite Daily」のVica Bugrimenkoさん。
気づいたら自分も山登りにハマってしまうほど影響力が強かった、という彼らと仲良くなるべき「4つの理由」を紹介しましょう。
01.
どんな状況でも準備万端で
学ぶべきことが多い
登山家は、ありとあらゆる状況を想定し、計画を立てます。1日の登山量や宿泊先も事前に決め、必要な食料を計算して持ち運び、さらには寒くなったときのためにカイロやレインコートの備えもバッチリ。
もちろん天候などの関係もあり、予定通りに物事が進むことはほとんどありませんが、ルートを変更しなければならないときでも彼らは決して焦りません。なぜなら、ちょっとした遠回りがあってこそ、より楽しい冒険になるから。山が好きだからこそ、プラン変更は苦痛じゃないのです。
どちらかというと「雨が降れば、虹が見える」というポジティブな考えを持つ人さえ多いのです。
02.
自然の素晴らしさを知る
ミニマリスト
彼らだって、平日は普通の生活をするビジネスマン。しかし、週末になるとあっという間に登山家に変身。登山家になった彼らは、たとえ歯が磨けなくても、トイレットペーパーがなくても、あたたかい食事さえあればなんとか乗り切っていくでしょう。
必要なものはすべてバッグに詰め込み、あとは頂上を目指して登るのみ。そしてたどり着いた先にあるのは、日常とは比べものにならないほどの絶景。
これは、とても美しい場所。普段の生活では気づけないその素晴らしさを一目見るべく、登山家たちは山へ出るのでしょう。
03.
過酷な状況でも
思いやりの精神がある
達成感を感じながらも疲れ果てて転がり込む宿泊先では、ココアを分けてくれたり、登山ストーリーを共有してくれたり、とあたたかい人ばかり。躊躇せず心を開いてくれるし、絶景を追い求めて登り続けるあなたにエールも送ってくれるでしょう。
僕は昔、宿泊先である家族に出会いました。男の子2人、女の子を1人持つ5人家族でした。話した時間は10分ほどだったのにも関わらず、彼らは登山ルートの終盤で再会したとき、私の顔を覚えていてくれたんです。
そして「先日の悪天候を切り抜けられたか、心配していた」と話してくれました。僕のことを覚えていてくれた上に、心配までしてくれていたと聞き、とても感動したことは今でも忘れられません。
04.
自分の心を豊かにする
行動派
家でSNSを開いては、自分の人生を他の人と比べる…なんて、登山好きは、そんなことに時間を割いている暇はありません。彼らのミッションはただひとつ。「頂上までたどり着くこと」なのです。バッグには必要最低限の荷物だけ。日々の小さなことに心を病むこともありません。
彼らは「今」を生きること、山を登り終えたときの快感や達成感を何よりも大切にします。そしてその喜びが薄れ始めると、また次の冒険へと出かけるのです。
怖いものなしに突き進んでいく勇敢な彼らは、人生においてお手本にしたいもの。そんな彼らと友だちになると、いつの間にかハッピーな自分に出会えているはず。もしかしたら、そのパワーに感化され、自分まで登山好きになってしまうかもしれません。