Noは聞いたことがない!1,000件以上の結婚を見届けた「プロポーズプランナー」
世の中には、たくさんの仕事があります。今回は、NYの街で「プロポーズプランナー」として活躍するアッシュ・フォックスさんを紹介します。
なんと彼女、これまで1,000件以上のプロポーズに携わり、なんと一度も“No”を聞いたことがないそうです。
NYでのプロポーズは
おまかせ!
彼女のお仕事は、プロポーズのお手伝いをすること。ロマンティックで素敵な企画を練るというクリエイティブな部分もあれば、キャンドルやバラの花びらをまいて場を作ったり、ミュージシャンを手配したり、通行人の整理をしたりと裏方的な仕事もあり、その幅はかなり多岐にわたります。緊張してしまうという人には、伝え方のコーチングまでもしているんだとか。
アッシュさんは、あらゆる形で人生最高の瞬間をサポート。そんな彼女に、数あるプロポーズのなかでも特に印象的だったものを教えてもらいました。
「ロックフェラーセンターのアイススケートリンクでのプロポーズは、とても印象的だった。休日は混むんだけど、その瞬間だけは他のお客さんにどいてもらったの。ロマンチックな曲と一緒にふたりきりで滑って、曲が終わったとき、あの有名なクリスマスツリーの前でプロポーズしていたわ」
「タイムズスクエアの中心にある掲示板に、ふたりの画像とプロポーズのメッセージを表示したのも、いいサプライズだったわ」
「図書館でのプロポーズも、粋だったわね。彼女のお気に入りの本に指輪を忍ばせて隠したの。彼女はすぐにその本と指輪を見つけられるって、彼は分かっていた。そして、本当にあっという間に見つけたの。さすがね」
「ヘリコプターから降りたった直後にプロポーズ、なんて演出もあったわ!」
最高のやりがいがあるから
やめられない!
そんな最高にハッピーなお仕事「プロポーズプランナー」のやりがいとは、いったい何なんでしょう。
「当日は色んなことが起こるから、予定通りに進めるのは本当に大変。でも、プロポーズの瞬間に立ち会えることが、何よりのやりがいなの。地面にひざまずいてプロポーズして、パートナーがそれに心の底から応えて…。その瞬間を見るたびに、彼らの人生で一番素晴らしい瞬間を演出するお手伝いができたこと、本当に誇りに思うの。こんなに嬉しいことはないわ」