さらば「議事録」。録音してテキスト変換するスマートデバイス
ライターを生業としている自分にとって、録音したインタビュー音源を文字に起こす、いわゆる「テープ起こし」は楽しくもあり(多分ね)、手間のかかる作業。もうカセットテーブの時代からずっとやってきた身からすれば、ICレコーダーの登場に十分感謝したし、文字変換できるアプリを知っときは、それこそ涙が出そうなほど。
けれど、それもいざ使ってみると、変換があやふやだったり、周囲の環境音を拾ってトンデモなく素っ頓狂な“新語”を生み出したり。結局のところ、信用に足るものではなかったんです。
だから、正直なところこのデバイスもどこか疑いの目が残っちゃうことを最初にお許しください。なんて書いておきながら、先行割引80ドル(約9,000円)なら即決レベル!と、内心では思っているんですケドね。
マジかよ!?
文字変換がスムーズ
![](https://d2ygv0wrq5q6bx.cloudfront.net/uploads/image/files/80231/e2b6b0378af3955b0a1889d1886f79aeb5bac30d.gif)
これ、ほとんどリアルタイムなんです。怪しい?ならば詳細をすっ飛ばして、以下の動画を自分の目と耳で確かめて。疑り深い性格じゃないけど、マジかよ!?って思っちゃいました。
コイツ、変換だけじゃないんです。
![](https://d2ygv0wrq5q6bx.cloudfront.net/uploads/image/files/80279/c65a830fdc2701dbd1b4560056059922935c4e24.gif)
締め切りまでまだ2週間以上残しながら、クラウドファンディングで目標額をはるかに超えて圧倒的な出資金を獲得している「Titan Note」。ボタン1つで作動するポータブルレコーダーのようですが、専用アプリと連動させると、録音した音声がすべてテキスト化されるというもの。
ここまでだったら、スマホとアプリで済んじゃう話。けれどコイツのポテンシャルは、変換だけじゃなかった。ちゃんと音声を認識してスピーカーごとにカテゴライズしたり、テキストごとにまとめたり、さらにはそれを10ヶ国語に翻訳したり、編集だってアプリ内でサクサクできるというんだから。そして、そのまま文字データをシェアすることも。
ディスカッションやレクチャーに
もっと集中できる
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/80233/f1751ea1eb27fd05569bf48844a0e1ba362dabc7.jpg)
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/80234/1f88ccb9dc85b36df6886411fc8456e1629fb7c8.png)
たとえば会議中に議事録をとるのだってTitan Noteに任せておけば十分ってことだし、セミナーでも、学校の授業でも、メモの必要なく、ただポチっておけばいいって話。まあ、それもこれも本当に動画に出てくるようなレベルで文字変換をスムーズに行ってくれるとしたら、なんですけどね。でも、あのメモやタイピングに労力を使わなくてよかったとしたら、どんな場面でも作業効率は間違いなく上がるだろうな。
本当だったら手放しに喜びたいデバイスの登場なんですけど、そこはやっぱり、実際に使ってみないことには。ですよね?
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/80232/c8e182d8c46477552353bea06e3ae92febcbe0f4.jpg)
そうそう、録音以外にもこんな付加機能があるんでした。
・ポータブルスピーカー
・USBケーブルを介してスマホ充電
・ウォーターレジスタント
もう疑念なんて、どうでもいっか。