ペンもノートも選ばない。手書きのイラストをそのままスマホに取り込める「リング型デバイス」
手書きの質感が大好きなアナログ派におすすめしたい、スマートデバイスがあります。ペンも紙も自前でOK。それなのに描いたものがちゃんとリアルタイムで保存できる。クリエイターの必須アイテムになるかも!
「いつものペン」に
リングを装着するだけ
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/20824/8b6fa9498ab5ad729d7bf7760d11c63fe92553a3.jpg)
アップルペンシルをはじめ、紙に書いたものをデジタル化するデバイスは、これまでにも多くのモノが登場しています。ペンだけに限らず、アプリを使ってメモを撮影することで画像化するようなノートもありますよね。
けれど、ここに紹介する「Slate」は、普段から使っているお気に入りのペンや、愛用のノートをそのまま使って画像をデジタル化してしまうスグレモノ。
紙の上に描いたものを
リアルタイムにデータ化
![](https://d2ygv0wrq5q6bx.cloudfront.net/uploads/image/files/20836/4183d0addd95576827285d0bd6aea76a7f2591f0.gif)
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/20825/7bab1757ede53dca9492b4853cb34dda563a5ae1.png)
その仕掛けがこちら。ペン先に装着したシルバーのリング。これを持ち方矯正器具と思ったら大間違いです。リング自体に磁気が内蔵されていて、ペンの動きをデバイス側が読み取り、リアルタイムでiPadやiPhoneにその情報を転送してデジタル化するSlateのキモ。ペンの動きに連動したこのリングによって、直接メモ帳やノート、画用紙に描いたものがそのまま取り込めてしまうのです。
着脱可能で、筆を選ばない!
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/20832/37fa27021b98785c03471969ba746a046a5a0803.jpg)
使い方は、上下からゴム製のアタッチメントでリング自体を固定するだけ。着脱可能なので色鉛筆やボールペン、サインペン、筆といったように、リング穴さえ通すことができれば、あらゆる筆記用具に対応できるのが最大の魅力です。
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/20834/f2748fc5de904a43ecba1699213ad95efcfcb978.jpg)
Slate本体側は、ゴムでコーティングされたパット状。サイズはiPadとほぼ同等。この上に紙を乗せてリングをはめたペンで描くだけ。もちろん、厚みのあるノートだって問題ありません。
思いついたその場でメモ
後から同期もラクラク
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/20838/588e0c5c671effdb698518de70f972c2c810138a.png)
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/20840/573a7166e6db90d3187bb9fe6e1c437cb99dfc72.png)
旅行先や仕事の外出先でiPadが手元になくてもSlateさえあれば、帰宅後にデータを転送できるモードやiCoudへのデータバックアップも可能。いつでもどこでもアイデアを書き留めたり、イラストに起こすことができるので、クリエイティブ系の職種の人はきっと重宝するはず。もちろん、会議の内容をメモしたり、授業ノートとして使えば、モバイルとの連動もバッチリ!
Slate本体は日本円にして約1万7,000円、リングが2,200円ほど。現在のところ、日本へのシッピングは実施されていないようですが、そう遠くないうちに日本でも手に入る日がきそうな予感。詳しくは専用サイトで。