愛犬の心理状態を「心拍数」から可視化するデバイスがリリース!

「INUPATHY(イヌパシー)」は、心拍情報から愛犬の心理状態を可視化する世界初の技術を搭載したデバイスだ。

これを開発した「株式会社ラングレス」は「言語能力を持たない生き物に寄り添い理解を深めることで、世界のあり方を生き物と共に決めていく未来を目指したい」とし、言語に頼らない新たなコミュニケーション・テクノロジーの開発に邁進している。

INUPATHYは、装着しやすいハーネス型でベルト部分に心拍センサーが設置されており、そこで検出された信号が背中のLEDの色に反映される。LEDライトが「ハッピー」や「ストレス」など5つの色に光ることで、愛犬のココロの状態をリアルタイムで教えてくれる。

従来、動物の心拍を測るには心臓が発する電気を測定するために、剃毛やジェルを塗るといった処置が必要だった。しかし、ラングレスは、高度なノイズキャンセリング技術を応用し、空気中の雑音や筋肉の音などを除去して心臓の音にのみ反応するマイクシステムを開発。毛皮の上からでも心音のみを感知し、動物にストレスをかけることなく心拍を測定することが可能になったという。

マイクの小型化とデバイスの軽量化にも成功。長時間の着用でも愛犬に負担をかけず、5種類のサイズ展開で小型犬から大型犬まで着用が可能だ。

また、アプリと連携し、愛犬のココロの変化を記録。今後、アプリ内のイベントに参加することで、ほかの犬との違いから愛犬特有の個性を知ることができたり、それぞれに合ったライフスタイルについて、アプリを通じて専門家に相談できるようになるという(2020年リリース予定) 。

とはいうものの、犬は生身の生き物だ。目を見て向き合ったり、醸し出す雰囲気からのみ感じ取れる、大切なものもきっとある。すべてを機械任せにすることなく、さまざまな方向から試行錯誤して、彼らとの会話を楽しもう。

©2020 株式会社ラングレス

『INUPATHY(イヌパシー)』

【公式サイト】https://inupathy.com/

Top image: © 2020 株式会社ラングレス
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