大自然の中にある「巨大トランポリン」は、人と森が恋をするためのアイデア。
大人になってから、森林公園に行く機会ってほとんどない。もし、行ったとしても癒しを求めて散歩をしたり、健康を維持するためにランニングしたり、子どもの頃みたいに無邪気に遊ぶようなことはしないと思う。
でも、今までにない斬新なデザインの「トランポリン」がある公園だったらどうだろう。太陽に照らされた木の葉の輝きを間近で見れるほどの高い場所に設置され、下が透けているのでスリルも味わえる。もし、そんなところで飛び跳ねることができたら、誰もがはしゃいでしまうはず。
木漏れ日の中を
思いっきりジャーンプ!
このトランポリンは、「Architizer A+Awards」というコンテストに出品された環境デザインの一部。イスタンブールから6マイル(約9.7キロ)北に離れたところに想定した「Parkorman」という架空の公園の遊具としてイメージされたもの。
緑地がほとんどないイスタンブールに住む人々が、自然と触れ合い恋に落ちる場所というコンセプトで建築会社の「Studio Dror」が発表しました。
公園は5つのメインゾーンで構成されているよう。
訪れた人々の交流の場「The Plaza」、森の中をハンモックでくつろげる「The Loop」、トルコのスパイスに見立てられた大きなボールピットで遊べる「The Pool」、木々の周りにある空中回廊がトランポリンへ導いてくれる「The Chords」、様々なアート作品と出会える「The Grove」。
ただ自然の中を歩くのではなく、冒険をしているようにワクワクさせるたくさんの要素が考えられています。
あくまでもコンセプトデザイン。だけど、木々の中を思いっきり飛び跳ねることができたら最高の気分になるはず。このアイデアは、ぜひ実現してほしいですね。
Licensed material used with permission by Dror