もしも、好きな人が相乗りしてきたら…ライドシェアで起きた本当の話
見ず知らずの人たちと同じ目的地、同じ方角に向かい、お得に相乗りできるライドシェア「UberPool」。移動手段のオプションとして、世界各地で相乗りサービスの活用の幅は広がりつつあります。
まあ普通に考えれば、誰が横に乗ってくるかは分からない。コミュニケーション下手な人からすれば、話しかけることも億劫かもしれませんが…。でも、こんな幸運にうろたえる、なんてこともあるみたいですよ。
これは、ある学生のライドシェア中に起きた実話を元してつくられたCM動画です。
思わず感情移入しちゃう
恋愛ドラマのような本当のハナシ
目的地へと急ぐ主人公の学生。ところが、相乗りをしてきた“お相手”をチラ見した瞬間、息が止まりました。生つばごっくん。なぜなら、長年想いをよせてきた大学の同級生だったから。
ヤバいって……UberPoolであの子が相乗りしてきた♡
なんていい匂いだぁ!ああ、もう今すぐハグしたい。
Twitterで、ドキドキの自分をつぶやきまくる彼。しまいには、急いでいたはずなのにドライバーに自分が降りるのが後で構わない、とまで伝える始末。
「アプリでルートをフォローしているから、お客さんが先ですよ」と、無情にもドライバーから告げられてしまいました。
今日に限って渋滞もしないとか。も〜う、なんなんだよぉ……!
こんなとき、なんて声をかけたらいいんだ?誰か、ヘルプ!
・あ、たしか同じクラスだよね?
・いつも遠くから見てたよ
・それとも、寝たふりして肩にもたれかかる?
ところが、料金を払って車を降りようとした瞬間、ポンッと肩に同乗者の手が。
「キターーーァ!」
隣に座っていたの男子学生。車道から降りては危ないからと、自分がいったん外に出て降りようと申し出ました。
結局、自分からコンタクトをとることはできずじまいだったこの青年。それでも、降車の際のちょっとしたコミュニケーションから、何かが生まれる可能性はゼロではない、ってことなのでしょう。
動画の最後には、こんなメッセージも。
「ときに移動手段を超えて、それ以上のなにかを運ぶ。それがUberPoolです」
これひと昔前だったら、当たり前のように男女カップルの設定だったはず。フィリピンのトゥルーストーリーということもあるでしょうが、“LGBTをラブコメの題材にした”という色眼鏡ではなく、ごく普通に登場する点も興味深い。ま、オチとしての登場ではあるんですけどね。