衣類自体が発熱するロンT。

ワードローブが秋冬物に変わり、そろそろ出番が回ってくるのが、体の温度を保ってくれるインナーウェア。保温や発熱機能でポカポカ…とまではいかないまでも、お守りのように身につけているだけで温かくなった気にもなる。

で、その進化系がこちら。効果自体は似ているんですが、機能そのものに秘密アリ。なんでも、インナー自体が発熱してくれるんだとか。

「PolarSeal」は、腰と背中が物理的に発熱する仕様。袖口のボタンを押すことで、低温、中温、高温を調整し、「腰だけ」「背中だけ」「両方」を切り替えればいつでも快適に過ごすことができるそう。なんだかマッサージ機みたいなハナシ。

続けてヒーターは充電式で、最大約8時間の使用が可能というすぐれもの。こうなると、カイロ付きのインナーといった感じでしょうか。

だけど、「洗濯はどうするの?」と思う人もいるでしょう。そこ、問題ないようです。ボタンもヒーター部分も防水加工になっているので、洗剤を使って手洗いしてもらって大丈夫なんだそうですよ。上の通り、ほら。

で、疑り深い性格のワタシ、「発熱することで汗が蒸れるのでは?」なんて思ってしまうワケですよ。ところが、こちらも杞憂に終わりそう。だって、布素材は通気性に優れていて、さらに肌を温かく保ってくれるというのだから。

スキーや雪の日のサイクリングなど、インナーに着込めば寒さに凍えることはありませんね。

このような寒い場所はもちろんですが、低温で部分的に発熱をすることも可能なので、冬場腰が冷えると痛みがあるというオフィスワーカーの人や、ちょっと肌寒い季節にキャンプに出かけるときなどに使うのも良さそうですよね。

袖が少し長くなっているので、親指と指先を出して手のカバーとして利用できます。ジッパーで首元まで隠すことができ、これなら保温もばっちり。

脇腹の部分のポケットにはスマホや鍵を収納することも可能。こういうところ、分かってるなぁ。男性3色、女性4色のカラバリならば、インナー感覚で選んでもGOOD。

PolarSealは「Kickstarter」で139ドル(約1万5千円)から資金調達中です。

冬場寒い場所に出かける予定のある人、登山やウィンタースポーツが好きな人、寒がりでホッカイロが欠かせないという人には、選択肢が増えるんじゃないかな。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。