世界中で拾った段ボールが、財布として生まれ変わる「Carton」って?
あなたは「段ボール」にどんなイメージを持っているだろうか?
丈夫で使い勝手が良いと考える人もいれば、道端に捨ててある光景から、「不潔なもの」「ゴミ」という印象を抱いている人もいるかもしれない。
ここで紹介する「Carton(カルトン)」は、後者のようなネガティブなイメージを変え、その素晴らしさを再認識してもらうためのプロジェクトだ。
不要なものから
「大切なもの」へ。
段ボールには「ストーリー」がある。遠い海の向こうで、どんな思いでモノが詰められ、どんな経緯で運ばれ、そして捨てられるのか──。
一つひとつの箱が持つ物語に思いを馳せながら、世界中の段ボールを拾い集めている島津冬樹氏が、それらを身近なアイテムに加工する取り組みが「Carton」である。
メインとなるのは以下のような財布やカードケース。思わず心をくすぐられるアイテムが揃っている。
01.
Surf
-Coin & Card Wallet of Cardboard-
Model 2016
サイズ:11.5cm x 7cm
価格:4,000円(税別)
02.
Long
-Long Wallet of Cardboard-
Model 2015
サイズ:9cm x 19cm
価格:10,000円(税別)
03.
Liner
-Folding Wallet of Cardboard-
Model 2016
サイズ:9cm x 12cm
価格:7,000円(税別)
04.
Ducky
-Card Wallet of Cardboard-
Model 2016
サイズ:9cm x 6cm
価格:2,000円(税別)
05.
Raft
-Business Card Wallet of Cardboard-
Model 2014
サイズ:6.5cm x 10.5cm
価格:3,000円(税別)
06.
Tag
-Coin Wallet of Cardboard-
Model 2016
サイズ:9cm x 5cm
価格:2,500円(税別)
07.
Barracks
-Passport Case-
Model 2016
サイズ:12.5cm x 10cm
価格:3,000円(税別)
それぞれのコレクションを、より詳しくチェックしたい人はコチラ。
これらに使用する段ボールは
世界20ヵ国以上から
Cartonの財布には、20ヵ国以上で拾い集めた段ボールが用いられているのだそう。
ロシア
イスラエル
メキシコ
カンボジア
チェコ
UAE
香港
段ボールは万国共通のツール。だが、デザインや材質が国によって異なるのがよく分かる。
実際に作ってみたい人は
ワークショップで
Cartonでは、実際に財布や定期入れを制作できる「ワークショプ」も開催している模様。特別なスキルは必要なく、簡単な切り貼りだけで作れるようなので、興味のある人はぜひ挑戦してみてはどうだろうか。