なぜ、恋人との関係は冷え込んでしまうのか?

燃えるような日々も、いつかはロウソクの灯火に。恋愛感情が冷めていく過程とは、往々にしてそんなもの。

相手と会話をしているときにスマホの画面を眺めていたり、恋人と会っていない日の相手の言動に特に興味を持たなくなったり…。では、なぜあんなに好きだった相手でも、これほどまでに興味を失ってしまうのか?

「The School of Life」のこの動画が、そのギモンも対処法を詳しく解説。

相手に興味を失う理由は、
「自分を守るため」

1f5ace953e58e3d8d261b55d9ed13d83ccdf3528

相手への感情が冷めることについて、一般的にはこのように説明されるでしょう。人はごく自然に、他のすべてのものに飽きるのと同じようにパートナーに対しても退屈を覚えるようになる、と。

お気に入りのガジェットや、好きだった映画にそのうち見向きもしなくなるのと同じように、飽きからは誰も逃れることができません。けれど恋愛感情の変遷には、別の説明を加えることも可能です。最初は暗くなるかもしれませんが、じつは希望に満ちたもの。

D1c797e1f4125dbb66b7787239597210a2d2c36f

相手に興味を失うことは、自然でも必然でもありません。退屈はもっと複雑で活発なもの。それは、わたしたちが相手の態度に傷ついたり、怒ったり、怖がったりしていることを相手に上手く伝えられないために起こります。

相手と一緒にいることによって感じる苦痛を対処するために、私たちは相手への興味を失おうとします。その根底にある苦痛は麻痺していて、単純に退屈になったかのように感じるのです。

0ade286850bbee43d3196d0a34d428ce7ea9fe00

奇妙に感じる人もいるかも知れません。相手が自分を傷つけているという積極的な感覚を感じられないことが多いので、この説明は的を射ていないように思えるから。まるで私たちのパートナーが凶悪な怪物で、私たちが弱者のように聞こえてしまいますよね。

Ec03c44d1827aaa3bf26b025e6dd29e7385024c4

しかし、恋愛をする自分は、私たちが普段思っているような普通の大人ではありません。私たちは世の中で生きていくのにある程度いろいろなものに対しての耐性を身につけていきますが、恋愛をする自分というものだけは、非常に傷つきやすい。

恋愛をする自分は、私たちの頭の中に住む、無防備で愚かな子供のようなもの。たとえ、私が身長188cmの髭の男性だったとしても、私たちの心を支えるのはこの弱々しい自己なのです。

04c5c0bc00886eebd8fdc58fbb13610d7557ec9a

恋愛をする自分は、傷つきやすく、恐がりで、簡単に動揺する儚い自我の持ち主。

パートナーに昼食のサンドイッチの話を遮られただけで、その自己は深く苦しみます。昨日少し怪我をした理由を尋ねることなく、相手が本やテレビに興味を向けることに傷つきます。

9ea1dd6c7876a5af35e8365e2e0404d1c85178bc

もちろん、そんなことは普通の大人の感覚からすればまるで大したことはありません。しかし、恋愛をする自分は大人になりきれていないやわらかな心を持ちます。それを傷つけるのに、それらの行為は十分すぎるほどの。

理想を言えば、傷ついたときに相手にそれを伝えることが、じつはもっとも良い対処法。自分がどのように傷つき、何を思ったか。その声はきっと相手にも響くことでしょう。

6df5f95c096203aa3ab1d2f1e8c166134f24a5e5

しかし実際のところ、私たちは何も言いません。

何が問題なのでしょう?自分の感情を飲み込むことで、積み重なった傷は次第に自分自身を守る方向へと変わっていきます。それが、相手に対して冷たくなる行動に結びつくのです。

大人であろうとする自分が、恋愛をする自分を見るとその怒りや悲しみはばかばかしく映るかもしれません。ですが、恋愛をする脆弱な自己にとってはとても大きな問題です。

9917ea9f91e33d940e7f970083947c2d58327d1a

そして結果的に、恋愛をする自己の心は渇いていきます。

セックスを望まなくなり、皮肉っぽくなります。あなたは、自分がそのようになってしまう理由がわからず、混乱するかもしれません。

これに対処するためには、恋愛をするときの感受性と苦痛に対してお互いが認識し、許し合うことが必要。

相手に対して無関心になる正しい理由を読解するには、2人がコミットすることが重要です。大人としての感性で見れば、恋愛をする自己の触れ合いはばかばかしく見えるかもしれません。しかし、これは人生において非常に重要な問題なのです。

4fbc3b29b462b264a8b3316734a50f718c6c31a2

相手に対する愛情が冷めてきたと思ったとき、実際は相手に対して興味を失っているのでしょうか?恋愛において自分でも気付かないほど静かに傷つき、怒りを感じているのかもしれないと想像することが大切です。その感情をバカにせず、相手と冷静に話し合うことを、まず試してみてください。

Licensed material used with permission by The School of Life
恋人との関係をこのまま続けるべきか、それとも別れるべきか。きっと誰もが考えたことがある、悩ましく重大な問題です。世界中の何百万ものカップルが、日常生活の中...
よく聞く「恋人なら良いけど結婚はできない」というセリフ。あなたは一生を共にするパートナーを何で見分けますか?決定的に異なる8つのことをご紹介します。
円満なカップルは、「正直に伝えること」と、「秘密にすること」の線引きがうまいのかもしれません。なぜだかいつも、恋人との関係をダメにしてしまうという人は、参...
大事に想うパートナーがいるなら、関係を長続きさせたいと思うのは当然のこと。愛おしい恋人と今後も仲良くしていきたい方に参考にしてもらいたいのは、人気の恋愛ラ...
焼きたてハンバーグをカットして上から押すと、断面から肉汁がジュワ〜。あれ、自宅でも再現可能です。
「世界一クリーンなフェス」として高い指示を受けていたフジロックに、ある異変が......。フットウエアブランド「KEEN」が「FUJI ROCK FEST...
キスから始まる恋愛なんて、現実的じゃありません。いつだって、最初のドキドキは手をつなぐところからでは?そこはライターAngel Chang氏も同意見。さら...
うまくいかなそうとか、距離には勝てない等、ネガティブなイメージの遠距離恋愛。ですが、実は遠距離中の恋人同士は、いつでも会えるカップルに比べて、心のつながり...
結婚と家族セラピーを専門とするCarolina Castaños医師のアドバイスに基づいた記事を紹介します。
自分から別れを切り出せない。そうなったら一緒にいる理由は、『情』や『寂しさ』なのかもしれない。EliteDailyより、パートナーとの関係が惰性になってい...
7月19日にMoritz Fiegeを製造するブルワリーが、新しいボトルを購入しているけど生産が追いつかないため空き瓶を返却して欲しいと、Facebook...
付き合い始めの頃は、誰だって恋人に夢中になるもの。けれど付き合いが長くなるとふたりの関係は変わっていき、時には「心が離れていっているのでは?」と心配になる...
「Elite Daily」の Alison Segelさんの記事より、恋愛で決して耐えてはいけない6つの兆候。パートナーによる精神的・肉体的暴力、態度・感...
「あんなに仲良しだったのに、どうして別れちゃったの?」と言いたくなるカップル、いますよね。呆れるほどふたりのセルフィーだらけのアカウントが、ある日トツゼン...
人の関係はずっと同じとはいかないもの。長く一緒にいれば、どんなに仲の良いカップルだって、うまくいかない時期がやってきてしまいます。「The School ...
パートナーと一緒にいる「安心感」に敵うものは、なかなかないですよね。でもその関係、見掛け倒しではありませんか?心の底から寄り添うためには、お互いに深く理解...
「The School of Life」の動画では、どうやって相手の性格を変えるべきか、ということを紹介しています。これを応用すれば、彼氏・彼女のイヤな部...
7月31日にイングランドサッカー協会が、2018-19シーズンから監督にもイエローカードとレッドカードを提示すると発表しました。
あなたの今の恋人は、最適な恋人?それともただのいい恋人?カップルの相性は、あなたにとって今の恋人がどういう存在かでわかります。6つのポイントでチェックして...
誰かと付き合うと好きだからこそ不安になってしまうことがある。でもそれ、上手く処理できないと地雷となって関係が修復できない形まで崩れてしまうかも。そうなる前...
ようやく彼を見つけたと思っても、なぜかいつもうまくいかないという「Elite Daily」のライター・Alison Segelさん。「どうすれば長続きでき...
恋人との関係が「落ち着いてきた」ということと「停滞してきた」ということって、似て非なるもの。後者のほうがピンとくるあなたは、関係をよくしようとする「努力」...
自身も兄を持つライターが、独自の目線で、恋愛関係でおすすめな男性を紹介する。家族で、「兄」をいう役割をこなす男性だからこそできることがある、と彼女は主張し...
付き合っている人と喧嘩をすることは、必ずしも悪いことではない。ただ、そのやり方が間違っていると、別れがきてしまうようなマズイ事になるのだけれど。今よりもっ...