カップルが犯してしまいがちな、破局に至る10の間違い

好き同士で付き合い始めたはずだし、最近何か大きい問題があったわけでもないのに、どうしてカップルになるとこうもうまくいかないことが多いの!?遠距離で寂しいわけでも、受験で中々会えない時期なわけでも、元彼と会って嫉妬されているわけでないのに。だけど、「この人とはうまくいかないんだ」と諦めるには、まだ早いかも…。

たとえ好きな人が相手だって、良い関係を保つにはお互いの努力が不可欠。ちゃんと話し合って、少し言動に気をつけるだけで「もうダメ!」と思っていた関係が修復できるケースが多いのです。占いや相性診断に頼りっきりじゃダメですよ。

Your Tango」の恋愛エキスパート、Dave Elliott氏がまとめた、カップルが犯しがちな10の間違いをみながら、自分の行動を振り返ってみるといいかも。辛い思いをする前に、対処しちゃいましょう。

01.
相手の悪いところしか
目につかなくなる

人間というのは、自分の気持ちが落ちていると、ネガティブなものばかり目につきやすくなる生き物です。逆にポジティブな気持ちで見れば、相手の良い側面をたくさん見つけることができるでしょう。

あなたのパートナーを「怠け者で、忘れ物が多くて、良いところなんか何にもない人」と思うか「素晴らしいところもたくさんあって、愛すべき人だけど、今回はたまたま頼みごとを忘れちゃっただけ」と思うかは、あなたの視点次第。相手にまったく良いところがなくて悪いところばっかり、と思うようになったら要注意です。

02.
正論にこだわって
相手をやりこめる

付き合っていれば、間違いを犯してしまうこともあるでしょう。それによってイヤな思いをしたり迷惑を被ってしまったとしたら、怒りたくなる気持ちもわかります。

でも、自分が正しいからといって、相手を糾弾して間違っていることを認めさせたところで、得られるものは「気まずい空気」だけです。逆に、自分の過ちを許してもらえれば、相手のミスにも寛容になろうとします。もちろん改善しなければならないこともあるでしょうが、ふたりの関係がうまくいくことが一番の目的でしょ?

03.
なんでも自分が
責められたように受け取る

ちょっとしたことでも、注意されるとなんだか自分の存在を否定されたような気がして、カチンと来てしまう。そのままケンカに発展して、お互い傷つけあう。付き合っていると、よくありがちなシチュエーションです。

こうして欲しいと思うことをお互いに話すのは、攻撃したいからではなく、むしろ一緒の時間をもっと幸せに過ごしたいからです。責められたと思うのはやめて、素直な気持ちで受け入れましょう。

04.
相手の話すことに
いちいち文句をつける

何も言わなくても、一番欲しいときに一番欲しい言葉をくれる。もちろん理想ではありますが、押し付けられることではありません。

発した言葉や言い方に文句ばかりつけていると、お互いに話すことが億劫になり、問題を解決することができなくなってしまいます。たとえ多少の違和感を感じたとしても、多くの場合は相手のことを思いやった言葉のはずです。表面的な言葉ではなく、その奥にある愛情を受け取るようにしましょう。

05.
他のことや他人を
優先する

いつも自分のことを考えていて欲しい。そう思うのは自然なことです。つねに一番とはいかなくとも、一緒にいるからには、ちゃんと相手に心を傾けることが必要です。

仕事があるから、友だちとの予定があるから…いろいろな理由をつけて、相手の優先度を下げないようにしましょう。他のことをするのは、お互いに大切に思っているという信頼関係ができてからでも遅くはありません。

06.
相手が喜んでいないのに
努力する

こんなにあなたのために尽くしているのに! 毎日相手のことを思いやっていろいろしていれば、そう言いたくなる気持ちもわかります。でもケンカになってしまうということは、そもそもその思いやりが相手に伝わっていないのではないでしょうか。あるいは、相手の望んでいない努力なのではないでしょうか。

愛情の表現方法は、ひとりひとり違います。自分の考える表現方法と相手の考える表現方法が違う場合、愛情をうまく受け取れないこともあるでしょう。すべてを合わせる必要はありませんが、どんな風に愛を伝えてくれているかをよく観察して、理解するようにすれば、愛を贈るときも受け取るときも役立ちます。

07.
自分と同じ考えを
持って欲しいと思う

いつだって自分の言うことには「うん」と言ってほしい。でも本当にそれが実現してしまったら、あなたが間違った道に進もうとしているとき、誰が正してくれるのでしょう。好きなものが同じなら、デートのとき自分が行きたいところにいつも一緒に行けるかもしれませんが、毎回同じ場所になってしまいます。

人は違う考えを持っているからこそ、一緒にいる価値があるのです。まったく同じなら、自分ひとりで事足りるでしょう。違う視点でものを見ている人が近くにいることで、人生はもっと豊かになるのです。

08.
性的な魅力を磨くことを
怠ってしまう

男性性と女性性は、引き合うようにできています。ちょうど磁石のS極とN極のようなものです。男性としての魅力と女性としての魅力をお互い保つようにしていれば、ぴったりくっついて離れることはないでしょう。

ただ、自分の魅力を維持することを怠ってしまうと、お互いを引きつける力が反転してしまいます。今まで決断力があって合理的だと思っていた男性が、話を聞かない屁理屈屋に見えてきます。また情緒が豊かで包容力のある女性は、すぐ感情的になる上に物事を決められない人に見えてくるでしょう。相手の心を離さないためには、自分の魅力を磨く努力が不可欠なのです。

09.
相手をリスペクト
していない

愛し合ったふたりが一緒にいるのなら、お互いに尊敬しあう部分があるはずです。尊敬できる部分とは、自分にない、あるいは自分よりも優れている部分です。自分のもっていない力を相手が持っていると、つい自分が劣っていると感じたり、否定されているように思ってしまうかもしれません。でも思い返してみてください。だからこそその人に憧れて、一緒にいたいと思ったのではないでしょうか。

相手と競争して勝とうと思ってはいけません。愛は勝ち負けではないのです。あなたの中にも、相手が尊敬できると思う部分がきっとあるはず。お互いの強みが違うからこそ、一緒にいることに意味があるのですから。

10.
自分と相手に訪れる
変化を受け入れられない

人は変わっていくものです。長く一緒にいれば、いろいろな経験を経て、付き合いはじめたときとは随分と変わっていることでしょう。あの頃のあの人に戻って欲しい。そんな風に言う前に、過去は美化されてしまいがちだということを思い出しましょう。

昔の姿にこだわることに、意味はありません。冷静に過去を振り返れば、あの時と比べて今のほうが成長していることに気づくはず。お互いの成長を認め合い喜び合う姿勢があればこそ、ふたりで高め合っていくことができるのです。

Licensed material used with permission by YourTango
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