力強く失恋から立ち直る「3つのステップ」
すでに終わってしまった恋をなかなか払拭できず、次の一歩を踏み出せない。なんとも言えないこのもどかしさは、きっと多くの人が経験しているはずです。
でも、不思議なことに、周りには次の恋愛に向けてすぐに気持ちを切り替えられる人もいますよね。その秘訣をライターのKate Knibbs氏が「Elite Daily」にまとめていました。
01.
「事実」を認め
嘆くことを無理にやめない
まず乗り越えるべきハードルは、「傷ついた」という事実を認めること。悲しんでもいいということを、心に教えてあげなければいけない。それができて初めて、失恋から抜け出すための脳のトレーニングをすることができる。
最も健全な方法は、嘆くことを無理にやめないこと。終わった恋愛に心の整理をつけ、気持ちが落ち着くまでゆっくり時間をとるべき。たとえ、その終わり方がひどいものであっても、きっとその恋愛には幸せな時もあったはず。
あなた自身も心の底から癒されるために、相手に対して感謝すること。しばらくの間、一人で過ごしてみるのもいい。無理に急いで次の恋愛に進もうとしないこと。
自分自身を知り、恋愛に何を求めているのかを知るために時間をとる必要がある。考えや感情を言葉で書き出すのも有効だ。自分の感情を無視することなく、自覚することができる。きっと、肩の荷が下りたように感じるはず。
02.
徐々に相手を
「切り離す」
相手に感じていた感情を消し去ることができたら、前に進む時。この頃には、相手を思い出すもの全てを捨ててしまおうと思うかもしれない。それは悪いことではないが、幸せな気分にしてくれるようなものは取っておいてもいい。特に深い意味がなければ捨ててしまって構わない。
ただし、SNSで相手とつながっていたら、友達から削除するか、フォローしないようにするべき。そうしなければ、彼らの生活をチェックして、悪い癖が戻ってしまう可能性があるから。これは脳のトレーニングの大切な部分。あなたの脳は自分でコントロールしなければ、誰にもコントロールできない。
SNSから切り離すことができれば、日々の生活からも切り離そう。しばらくの間は共通の友達とも距離を置いた方がいい。
03.
自分自身を愛せなければ、
他人を愛することもできない
これまでの2つのステップが終わったら、もう一度幸せになれるはず。楽しんでいたことを楽しみ、自分自身をもう一度見つめ直すのだ。
この頃には現実の世界が見えてきているはず。失恋を忘れるために脳を鍛える鍵となるのは、自分の心の奥を探り、本当の自分を見つけること。悲しみや絶望はあなた自身や人生の全てを大きな霧で覆ってしまうから。
使い古された言葉のようだが、「自分自身を愛せなければ、他人を愛することもできない」。もし、自分自身を愛することができれば、あなたは自然体でいることができる。そんな自分を愛してくれる人を探すことができるのだ。
自分の感情や失恋を受け入れることは、前に進むための2つの鍵。それまでは、霧の中から抜け出せない。澄みきった青空が見えたら、完全に回復した証拠だ。