5人の心理学者が語った、1ヶ月以内に失恋から立ち直る方法
失恋から立ち直るのって、どうしてこんなにも難しいのでしょう。恋人と別れて、SNSのフォローも外して、連絡先も消して、偶然会ったりしないように相手のいそうな場所は避けて…。
努力しているのに、全然忘れられないことってありますよね。「Elite Daily」の女性ライターJen Glantzさんも、過去に付き合った彼氏のことが忘れられなかったと言います。
うまくいかなくて別れたはずなのに、ついつい楽しかった日々のことばかり思い出してしまって、1年以上経っても「あの頃は良かった」なんて。そこで彼女は、どうしたら失恋の傷を忘れられるの?と、5人の心理学者に聞いてみたそうです。
01.
自分と
「デート」しなさい
Ex Boyfriend Recoveryの創設者、Jennifer Seiter
私は「自分とデートする」という考え方を紹介します。これは、失恋の傷から立ち直るためのマインドセットとしてすごく効果があるものです。
「自分とのデート」では、自分がしたいことや恋人にしてほしいことを、自分で自分にしてあげるのです。たとえば泡風呂を入れるとか、お花を買う、夜にお出かけを楽しむとかね。
02.
予定を詰めて
忙しくしていなさい
ニューヨーク市の神経心理学者資格保有、コロンビア大学教員、Sanam Hafeez博士
脳の中に新しい神経経路ができるまで約1ヶ月かかるから、たくさんの予定を入れて忙しくしておくのがオススメです。
ついつい塞ぎ込んでしまいがちですが、気分が良くなる活動して、とにかく気を紛らわしたほうがいいでしょう。運動や、いらないものを捨てるのもすごく効果的。
それから、どこかに逃げちゃってもいいんです。週末に友達とどこか遠くへ行くとかね。
そうやって1ヶ月が経つ頃には、新しい視点が持てるようになって、次の生活が楽しめるはず。
03.
終わった恋愛から
学びなさい
心理学者資格保有 Erika Martinez博士
失恋はつらいことですが、関係を始めたのは自分でもあるのだから、その恋愛が自分の何を変えてくれたのか、考えて書き出してみるといいでしょう。そうやって過去から学ぶことが大切です。
「私にも悪いところはあっただろうか」「将来の恋愛で、私が変えたほうがいいことはあるかしら」。そんな風に自分に問いかけてみましょう。
04.
相手の嫌いだったところを
考えなさい
American Board of Professional Psychology、『The Other Woman's Affair』の著者、Paul DePompo博士
じつは失恋を克服するのって、そんなに難しいことではないんです。元恋人のことを思い浮かべて、寂しいって思ってしまうことがあるでしょう。でも、元恋人は「完全に良い人」でも「完全に悪い人」でもない、ってことをちゃんと認めない限り、脳は元恋人のことを過去のものにはできないんです。
だから「あの人のこんなところが好きだった」って思い出して寂しくなってしまったら「でも、こんなところは嫌いだった」ってことをセットで考えると効果的。それで心の整理がつくはずで
05.
愛してくれる人たちの
側にいなさい
心理セラピスト、『It Ends With You: Grow Up and Out of Dysfunction』の著者、Tina B.Tessina
またすぐに新しい恋人を探せってわけではないし、むしろ慎重になったほうがいいけど、決して孤立してはいけません。友達や家族などと、社会的な交流をすることが大切です。
まだ人と会う心の準備ができてないって思ったとしても、親しい友人に会って一緒に過ごしてみましょう。そういう人に会うと、自分のことを好きでいてくれる人ってまだいるんだ、って実感できて癒されるものなんです。