「好き」が町の役に立ったとき、素敵な連鎖が始まった。

こんにちは。クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」でローカルフードを担当している菅本香菜です。副業では、旅するおむすび屋さん「むすんでひらいて」として活動しています。

今回はおむすび屋さんの相方、さくらちゃんのところにやって来たインターン生のお話です。

「好き」を通して
街が少し華やかになる

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「今度、茨城から内野町にインターン生が来るんだよね。どんな仕事をするかは決まってないんだけど」

さくらちゃんからそんな話を聞いたとき、内野町に新しい風が吹きこんでくるような気がしてなんだかワクワクしました。

それからすぐに新潟市の内野町を訪れて、インターン生のタカヤちゃんと会うことができました。すでに1週間を内野町で過ごした彼女は、とてもイキイキしていました。

内野町でどんな挑戦をしているのか聞いてみると

「町中で絵を描いてます。お店の看板を描いたり、チラシを作ったり…」

どこか特定のお店だけに貢献するのではなく、町中のお店で、大好きな絵を描くことを通して貢献しているんだとか。

「自分が好きなことと、自分がこの町のためにできることを町歩きをしながら考えました。そして、まずは気に入った場所やモノの絵を描いて町の人に渡すということを始めたんです。そしたら、看板やチラシなど町の人から描いて欲しいものを伝えてもらえるようになって。仕事をしたお返しに、メニュー看板に描いたごはんを実際に食べさせてもらったり、夕ご飯のおすそ分けをいただいたり、新潟を案内していただいたりしました」 

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自分の”好き”が町の役に立つとさらに町と繋がり、町の人に喜ばれ、町が好きになる。そんな素敵な連鎖が、タカヤちゃんも、そして内野町もイキイキさせているように感じました。

奇抜なことをしなくても、誰もが持っているような身近な”好き”を通して、町は少し華やかになるようです。

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私たち、旅するおむすび屋さん「むすんでひらいて」も、新潟での限定出店でタカヤちゃんに看板とメニュー表を描いてもらいました。おむすび屋さんの活動で大切にしたいことや、好きな色などをヒアリングしてくれて、楽しそうに看板で表現してくれたのです。

(お返しは、販売していたおむすび全種類!)

好きなことを表現する場所として
町というフィールドを渡す

1ヶ月のインターン期間を終えて茨城に戻った彼女に話を聞いてみると「毎日って奇跡なんだなって、初めて思いました」と、気持ちを込めて伝えてくれました。

「これまで、大学生活やバイトに追われて、自分の”好き”に向き合えていなかったし、向き合おうとしていなかったんだってわかりました。だんだん自分のなかで好きなことが”無駄なこと”と、思ってしまうようになっていたんだと思います。でも、内野に行って自分が好きなことを通して町に何ができるかを考えたことで、毎日を”好き”で溢れさせることってできるんだなって気づいたんです。好きなことで活躍できる分、町のことも大好きになりました。最近は、内野が恋しくて内野に帰りたいとさえ思います!」

彼女にとって内野は、もう「帰る場所」になっていました。

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とくに観光地のような派手さもない、リノベーションしたおしゃれなカフェが立ち並ぶということでもない、街中から少し外れた場所にある町、内野町。

全国各地を巡っていると、内野町のような町はたくさんあります。そういう地域に行くたびによく聞くのは「ここは何もないから、来てもつまらないよ」という言葉。

でも、若者と地域がつながると、これまで町の人も気がつかなかった魅力を見つけてくれたり、その町を大好きになってくれたりすることがあります。

「好きなことを表現する場所として、町というフィールドを渡す」というインターンシップは、そのひとつのきっかけになるのだと感じた出来事でした。

今日も、内野町ではタカヤちゃんの絵が町中で活躍しています。あなたの”好き”も、旅させてみればどこかの町を少し華やかにするのかもしれません。

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