新潟・佐渡のうまみをギュッと詰め込んだ「佐渡保存」

さりげないデザイン。
惹かれるパッケージ。
手にとりやすいコンパクトな瓶。

詰められているのは、新潟県の離島「佐渡島」の特産品だ。

「佐渡保存」って?

B53485f99aae5195eb3abacd6097e2a1954a0702

東京23区の1.5倍という広大な佐渡島(新潟県佐渡市)は、米、魚、日本酒、野菜、果物とおいしい食材に恵まれた場所。

特に農産物は、日照時間や季節による温度差がほどよく、”なんでもよくできる”といわれている。しかも天然記念物のトキを放鳥していることもあり、島全体で減農薬栽培に取り組んでいる島だ。

その佐渡島の恵みを調理して瓶詰めの食材にしたのが、この「佐渡保存」。

B0cb55652a36a21d5f69b062473a1a7010cb0b56

佐渡の「うまみ」を
保存

佐渡保存を作るのは、合同会社「ひととき」代表の武田 俊(たけだ しゅん)さんと、菅原 香子(すがわら きょうこ)さん。都内にオフィスを持つ同社だが、おふたりは1ヶ月のうち1週間前後を佐渡島で過ごすという、2拠点ビジネスを行っている。

月の1/4を300キロ離れた場所に移動するというのはなかなか大変な気もするが、そこには熱意がある。同社はサテライトが都内、本社は佐渡島。瓶詰めまでの工場機能も佐渡島だ。

佐渡島の食材を使って、佐渡島で採用したスタッフが、佐渡島で仕上げるという点にこだわっている。言ってみれば佐渡保存は、佐渡のうまみを、佐渡から発信する、地域応援型のプロダクトだ。

佐渡の「旬」を
多方面へ

季節の農産物をいいタイミングで仕入れて、保存食を作る。現在の主要商品は主にジャム類。ジャムといえばパンに塗る、という人も多いかもしれないが、「佐渡保存」ではさまざまな料理に幅広く活用することも提案している。

「ウチの定番人気は、ゴボウ&ユズミソですね」

と、菅原さん。

「ゴボウのジャム!?」と思ってしまうが、ひと口いただいてみれば納得できる。香り高いゆずの風味に続き、ほっとするゴボウの味わいが味噌の甘辛さとマリアージュし、味の奥行きを引き出す。「佐渡保存」のWEBサイトではこのゴボウ&ユズミソを、焼きおにぎりの具やピザソースとして活用することも紹介している。

たしかに、乗っけてたべるだけのワンパターンではもったいない。チーズやお肉料理などこってりとしたものと組み合わせたり、スープの出汁のようにお湯に溶かすなど、”直感を信じて楽しんでみたい”、そんな気持ちにさせてくれる。

B3346427fda31dbf703dfa05d8c3b3c396a30fb5297454feadfa582cbe034d9f710bd68faeab1854

佐渡保存はこの他にも、「レッドトマトとコリアンダー」「キャラメルフィグ」「ナスノビネガーチャツネ」「チェリーサングリア」「スウィートオニオンスパイス」など、どれも佐渡の名産にひと工夫を加えてオリジナルの味わいを実現している。

これからも季節ごとの旬を使ってベストマッチが続いていく予定だそう。次の新作は一体どんな組み合わせだろうか?

9058cc6b21765c37230f3f2a83d1fe9c3ba8d33b

都会で感じる
「佐渡」

54aaec03ccc78e7f522cd008d742a796a91b7905

佐渡保存の販売は現在、ネット通販のほか、週末を中心に都内で行われているマルシェなどに出店している。

また2017年の秋からは、佐渡保存を使った料理を実際に味わえるポップアップレストランを開始。初回開催時は「スイートオニオンスパイス」を使ったジャーマンポテトや、「ナスノビネガーチャツネ」を使ったエスニックな漬け物などが大好評だった。特に「佐渡保存」の新しい活用方法を探していた人には大きなヒントがたくさんあったようだ。

ポップアップは不定期開催となるためSNSなどでチェックしてみよう。

佐渡島に行ったことある人もない人も、まずは持ち運べる手軽な佐渡の恵みを手にしてみてはいかがだろうか。

取材・写真協力:佐渡保存
新潟県、佐渡島(さどがしま)。現在は島全体が佐渡”市”となり約5万6,000人が暮らしているが、ほかの地方と同様に、人口減少や高齢化が進んでいるという。し...
新潟県の離島、佐渡島。国際保護鳥のトキ、史跡である佐渡金山、湾内を巡る伝統のたらい舟、酒造見学、海釣り、ダイビング……ざっと考えただけでも行くべきところ、...
住人数たった17名の限界集落に、なんと100名以上を集めるというイベントを企画し、見事に大成功させた人たちがいる。なぜそんな企画をしたのか、成功の秘訣はな...
新潟県の佐渡島は「史跡 佐渡金銀山」で知られていますが、実は産業遺産も充実しています。しかも歩いて行ける範囲内に集中しているので、巡りやすいことも大きな魅...
大阪の北のほう、箕面(みのお)市の名物といえば、滝と紅葉と、箕面山のちょっとやんちゃなおさるたち。箕面市のローカルビール「箕面ビール」のオリジナルグラスは...
ユニークな福利厚生の紹介です。
新潟県の西蒲区周辺に伝わる漬物料理が、この「きりあえ」です。細かく切った大根の味噌漬けに柚子の皮やすり胡麻、砂糖などを和えた郷土料理で、ふりかけのようにし...
日本のどこかで数日だけオープンする、今注目の幻の野外レストラン「DINING OUT(ダイニングアウト)」。過去には、佐賀県の有田や新潟県の佐渡で大きな成...
新潟市の広大な田園風景を抜けると、鬱蒼とした森にひっそりと佇む建物に出くわします。周りの景色に溶け込むデザインはまるで美術館のようでもあり、海外でも注目さ...
新潟県の郷土菓子といえば笹団子。この数百年もの伝統をもつと言われる郷土菓子に、最近ではきんぴら入りやチョコレート入りが誕生しているのだとか。決してインパク...
いっときのサードウェーブ系コーヒーショップのように、いまだに長い行列をつくる台湾茶スタンド。お目当はもちろんタピオカ入りミルクティーなんでしょうけど……。
新潟コシヒカリと言えば、誰もが認めるお米のトップブランド。じつはそんなコシヒカリを、もっとおいしく食べる方法があるんです。「にいがた朝ごはんプロジェクト」...
食の知恵として古くからある保存法に「塩漬け」があります。肉も魚も野菜も、食材の水分を抜いて、保存性を高めるのに塩。塩分濃度が上がればその分、痛みにくくもな...
ワインのお供にと、背伸びして買った「高級チーズ」。食べきれなかったからって、アルミ箔やラップで巻いちゃダメみたい。じゃあどう保存したら長くもつでしょうか。
みなさん、こんにちは!「CAMPFIRE×LOCAL」の菅本香菜です。副業では旅するおむすび屋さん「むすんでひらいて」としても活動しています。”シャッター...
日本ではまだまだ知られていない博物館「The Neon Museum Las Vegas」。ここはラスベガスのダウンタウンから北に10kmほど離れた場所に...
2017年11月22日。ついに解禁した。この時期に「解禁」と聞くと、どうしてもボージョレ・ヌーボーを連想してしまうけど、旬のものはそれだけではない。フラン...
冷蔵庫のなかった時代から続く郷土料理には、地元で採れた食材を塩や味噌などを使って保存食に加工したものが多いのですが、福島県の「にしんの山椒漬け」は、遠く北...
これを、私は「保存ラップ革命」と呼びたい!
JR東日本が発表した「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」は、写真家や映画監督などの肩書で幅広い活躍を見せる蜷川実花がデザインした新幹線。移動...
日本の地方には、まだまだたくさんの魅力が眠っています。しかし、残念ながらそのすべての魅力が引き出されているわけではありません。そして今、地域に根付いた食文...
岐阜県との県境に位置する、愛知県瀬戸市。愛知県の県庁所在地・名古屋市から北東に約20kmと、アクセスの良いところにある瀬戸への行き方、観光スポット、旨い店...
冷凍しておくと保存期間が延びて便利なのですが、冷凍すると食感が変わってしまうというデメリットも。しかし、冷凍することで逆に味がしみやすくなったり柔らかくな...
棚に隙間なく収納しようとすると、他人に見せられないくらい汚くなるし、かといってキレイに並べても隙間ができてたくさん収納できない。でも、もし中身の量に合わせ...