【密室対談】覚醒、超音波、そして、MUTEK Japanについて
2000年にカナダのモントリオールで開催されて以来、ブエノスアイレス、メキシコシティ、バルセロナ、そして、昨年から日本でも開催となった「MUTEK」。元々は、ケベック州が全面サポートの元に活動している団体で、映像と音楽の芸術祭というポジショニングだ。
今年、2度目となるMUTEK Japanは、会場を前回の約4倍のキャパシティーとなる日本科学未来館(以下、未来館)へと移してパワーアップされる模様。今回、11月5日の未来館の会場内イノベーションホールの音響監督である瀬戸勝之さんとMUTEK JAPAN代表の岩波秀一郎さんに、かなりディープでぶっ飛んだ話を伺った。
3D音楽制作スタジオ「SpaceLab」主催。空間を音で演出する「3Dサウンド」「3Dミュージック」という概念を定着させたパイオニア。世界的な注目を集めている。サラウンドを主軸にサウンドプロデューサー、サウンドデザイナー、ミキシングエンジニア、トラックメーカー、DJとして多岐に渡る活動を展開。
カリフォルニア留学、ドイツ移住を経て、2000年よりイベント企画・運営をスタート。エレクトロニック・ミュージック界のスター、スヴェン・フェイトをはじめとして数々の海外アーティストの招聘に携わる。2016年から、文化芸術交流を目的とした電子音楽とデジタルアートの祭典『MUTEK Japan』を開催。
意識を覚醒させる音楽体験
ーー本日は、どうぞよろしくお願いします。冒頭からなんですが、今日、ここに伺ったのは、僕の仕事仲間が瀬戸さんのことをよく知っていまして、彼曰く「とにかくぶっ飛んだ音楽体験をさせてもらった」と(笑)。唐突ですが、まずは、そのあたりの話からざっくり伺わせてください。
瀬戸 僕は、感覚を開くということがエンターテインメントにおいて、とても重要な役割を担っていると考えています。
ーー別の言葉で表現すれば、覚醒させるということですね?
瀬戸 そうです。感覚が開くというきっかけは、例えばお酒なのか、恋人なのか、あるいは、映画や音楽なのかという選択肢はありますが、僕は、音ということだけに集約しているんですね。音には、単純に鳴る音から音楽までありますが、音というものに対して、人が目をつぶった時に何を連想できるかということを16年ほど続けてきました。
ーーなるほど。
瀬戸 僕が手がけているサラウンドの技術ってハリウッドに元々あった。でも、それは映像ありきだったので、映像に規制された技術にとどまっていたんですよ。僕の場合は、元々お金儲けとかビジネスで始めたわけではなかったので、映画に付随してやっていくというよりは、音楽をどういう風にサラウンドという技術で昇華できるかということにフォーカスしたんで規制がなかったんですよね。
結果、それがハリウッドとの差となって、向こうから技術を教えてくれという話になりました。その時に、サラウンドの技術によって映画を進化させることができるんじゃないかとか、新しいビジネスが生まれるんじゃないかって気づいたんですよね。サラウンドスピーカーというのは、通常のステレオスピーカーと違って、前後左右に音が流せるので空間演出ができるんですよ。要するにリアリティを表現できる。例えば、渋谷のスクランブル交差点と言われたら、パッと同じ状況を作れちゃうんですよ。
ーーあたかも、その中にいるような音が聴こえてくるということですね?
瀬戸 そうです。だけど、映像はないので自分で想像を始めるわけですよ。ということは、脳味噌として、普段、聴覚と視覚で担っていたものが、聴覚だけになる。すると必然的にイメージに寄っていくので、覚醒というドアが開きやすくなるんです。
ーーなるほど。面白いですね。
「超音波」を使った実験的な試み
瀬戸 音ってデリケートなものなんです。スピーカーの質であったり、空間であったり、設置の方法によって、80%なのか100%なのかという質の差が出てしまう。やるからには、技術的に100%を目指したいんですけれども、出せない場所もある。それは、音の規制であったりとか、反射の音が汚かったり。その時、残りの20%をどう上げていくかという課題に対して、超音波に気づいたんですね。
ーー超音波?何かとても怪しい響きに興味を惹かれます(笑)。
瀬戸 元々、怪しいものにしか興味がないんです(笑)。でも、常識から逸脱しないと覚醒ってしないわけですよ。何故なら、普段、感じているものを体感している以上、マヒしていく方向にいくから。そうではなくて、ちゃんと脳味噌が働いて意識する状況を作るためには、非現実という毒がないといけない。で、行き着いた先が、超音波だったんです。
ーー確かに。
瀬戸 でも、本来、音楽の世界は、音が鳴っていないと販売できないんですよ。これ超音波の音源ですよといわれても、何も聴こえないわけですからね。そこで、僕は、80%の時に超音波を入れることによって、音のクオリティをあげることにしたんです。
ーーじゃあ、今回のMUTEKでも、超音波を使った実験というのは?
瀬戸 はい。一部入れますね。おそらく、MUTEK史上初となる試みかなと。
岩波 そうですね。おそらくMUTEKで超音波で演出した人もいないし、そんなことを考える人もいない(笑)。海外でも、超音波を操るアーティストなんて聞いたことはないです。
ーーところで、瀬戸さんと岩波さんの出会いのきっかけは?
岩波 神戸にいる共通の友人です。その方の紹介ですね。その彼も、ものすごい面白い人なんです。この世には、感謝しかないと。ありがとうで、世界を変えようというくらいぶっ飛んだ人なんですよね(笑)。現在では、神戸の様々なプロジェクトを仕掛けています。その彼が、是非、紹介したい人がいると。それが、瀬戸さんだったわけです。それで、一度、スタジオに遊びに行って、様々な音を体感させてもらった時に「なんだ、こりゃあ!」と。
ーーぶっ飛んだんですね(笑)。
岩波 はい。それをきっかけに交流がスタートしました。それから、僕が頻繁にスタジオに遊びにいくようになって、また、いろいろ体感させてもらって。そこで、瀬戸さんのやりたいことをはじめ色々とお話を聞かせてもらいました。で、去年、第1回目のMUTEK Japan開催時に「是非、見に来てください。感じに来てください」とお誘いしたんです。
MUTEKは、視覚的にも、聴覚的にも刺激を受けられるイベントですので、感受性を豊かにするというか、見たこともない聴いたこともないようなものが体感できるというのがコンセプトなんです。そこで、瀬戸さん的にも刺激を受けていただいてですね、是非、一緒にやろうということになりました。
今年、カナダのモントリオールでMUTEKは18回目を迎えるのですが、日本人のアーティストたちも出演することもあり、瀬戸さんと一緒に見に行ったんですね。中には、想定外のパフォーマンスもあったりして。「うわぁ、すごいね」から「一体なんだ、これ?」というものまで様々なアーティストのコンテンツを共有して、一緒に体感してきたんです。
ーーそうなんですね。ところで、各国で開催される際、パフォーマンスの縛りはあるんですか?
岩波 ある程度はありますね。各国にアーティストをキュレーションする人たちがいて、アーティストをピックアップしていくんですけれども。やっぱり、MUTEKのコンセプトに合ったアーティストを選ぶという傾向はあります。ただ、有名・無名だけではなくて、新鋭のアーティストたちもピックアップして出演させたりしています。
ーー話は戻りますが、超音波っていうのは、いくつかパターンがあるのですか?
瀬戸 そうですね。今、8つ目を開発しています。
ーー超音波って聞こえないですよね。どうやって開発するんですか?
瀬戸 聞こえないんですけど、うちが独自に持っているオシロスコープという周波数が見られる機材があるんですね。通常は、視覚でしか分からないんですけど、ただ、僕らも超音波はかなり研究しているので、超音波が身体にあたった瞬間に、どの種類かが分かるとこまではきているんですよ。
ーーすごい(笑)。超音波には、どんな種類があるんですか?
瀬戸 分かりやすくいうと、リラックス、不快感、興奮、開けるという4パターンに分かれるんですよ。例えば、感覚が開いた状態「今日なんか調子いいな」「人と話してても調子いいな」っていう自分ではコントロールできないノンフィジカルな感覚ってあるじゃないですか。あれって、脳信号がすごく調子いい時なんですよ。それを研究して、いい状態が極力続くようにしたい。例えるなら「今は、誰と会っても気持ちよく話ができるなぁ」「誰に対してもピースでいられるなぁ」という開けるタイプの超音波が、現在、開発中の8つ目のものです。
超音波も人に作用する周波数の種類が、素材としてはそんなに多くはないんですよ。それらをどういう風に重ね合わせると、こういう振動になるから、こういう気持ちになるよね、というのがあって、8つ目は、混ぜてやってみたんですね。純粋な超音波もあれば、意図的に作る超音波もあるんです。ちなみに7つ目に開発したものは、今、この部屋にも出ているんですけどね。
ーーそちらのスピーカーから超音波が出ているということですか?
瀬戸 そうです。1.5mくらいの範囲で出ています。
ーーじゃあ、僕が、そのエリアに行けば?
瀬戸 分かるはずです。耳では聴きとれないですが、水を置くと振動しているので、分子がぶつかりあって丸くなり味が変わります。そもそもなんで、そういうことを研究しているかというと人間の体って70%が水分なので、振動させることで血液の流れがよくなるんですよ。血流がよくなると、自然と気持ちもよくなるので、それが快感へと繋がっていくんですよね。
ーーへえ。そういう仕組みなんですね。
エンターテインメントは
緩急がポイント
瀬戸 いい音を追求するというのは、いいマイクで録音する。それを編集する。そして、スピーカーで出す。という流れになるのですが、通常だと、いろんなスタジオが絡んだり、間にいろんな人が介在するので、一人で全部をやるというのはなかなかないことなんです。僕のチームがユニークなのは、それを統括して全部やるところなんですよ。なおかつ、聴く人のテンションもいい方がいい音が聞こえるというのが超音波の役割だと理解しています。つまり、いい環境の中でいい状態で聴くと、さらによく聴こえるんですね。
ーーリラックスするとか、いい感じになるとかっていうのはよく分かるんですが、不快感にするっていうのは必要だったりするんですか?
瀬戸 エンターテインメントには必要ですね。特にホラーや非現実的なジャンルであれば。今までは、音量で勝負していたんですよ。ここで静かにしておいてドーン!みたいな驚かせ方をする。でも、そういった技術でなくても、超音波で恐怖や不安を感じさせることができるんです。
ーーなるほど、なるほど。では、不快感の状態から気持ちのいい状態へいく方が、通常から気持ちのいい状態になるより、振れ幅が大きいわけじゃないですか。それで、もっと気持ちよくなったりするってことですか?
瀬戸 そうですね。その質問は鋭いです。そこは、とても重要なポイントで、例えば、コース料理があるとするじゃないですか。メインがステーキだとして、そこにいくまでにサラダ、スープが出てきますよね。それらがステーキを活かすことになる。前菜がハンバーグだったら、ステーキが出てきても感動は薄いですよね。要するに、いい音を聴かせるという状況では、はじめからいい音を聴いていたら、いい音って感じにくいんです。だから、あえて音を落としていく作業が必要なんです。そうすることで、倍よく聴かせるというギミックを作っているんです。そのために不快感というのも不可欠な要素なんですね。
ーーつまり、緩急をつけている。
瀬戸 そうです。僕の中では、エンターテインメントは、緊張と緩和だと思っています。だけど、大抵、音楽のエンジニアって不快感をなくしていくんですよ。不快に感じることは外していく。
ーー一般的に考えたら、そうですよね。
瀬戸 でも、それは木を見ているだけで森を見ていないということなんです。本来は、全体の構成を考えた上で、アップダウンをつけて音の拡がりを予想しないといけない。それって、全部の音のコンサルティングをしないと分からないんですよ。各プロが入ると各パートだけにフォーカスしてしまう。そこに、限界があると僕は考えているんですよね。
ーー個人の感覚はそれぞれ違いますしね。
瀬戸 そうなんです。で、そうなるとクオリティの高い音は作れるんですけど、角がなくなるんですよ。とんがった音にはなりにくい。多数決の方向にいくのでね。
ーーそうですよね。
瀬戸 どこか不可解なものとか、何か違ったものを聴いた時の印象というのは、明らかに角が取れたものより人の印象に残る音になるんです。でも、それだけだと単なる不快感に終わるので、それをどう心地よくしていくのかというのはセンスになってくると思うんですよね。そういうギミックを入れることで、冒頭でお話しした覚醒につながっていくんです。
ーー話を伺っていると、心理学の要素が入っている気がしてきました。
瀬戸 僕は超音波にいく前に、じつは心理学の勉強をしているんですよ。色とか匂いなどが人体にどのような影響があるかを学んできました。
今年から、中国の福建省で研究されてる著名な脳科学の学者と一緒にやっています。この周波数でこの匂いを嗅ぐとどうなるか、というような研究はすでに中国で始まっているんですよね。そこは今までインフラがなかったので、誰もが手を出せなかったエリアだったんですよ。僕たちのチームは、ビジネスマターよりも面白いことを追求して投資するのでお金にならなくてもやってきたんです。
今回、そういった超音波の実験みたいなものが、MUTEKにハマるなと思ったし、アウトプットが制限なくできるイメージを持ったので参加しようと思ったんです。アーティストがいいものだと信じるアートを出しやすいようにすごくサポートしてくれる。今までどこにもないようなフェスの作り方だったこともあったので、超音波も組み込んでみようと思ったんです。
ーーアーティストにとっては心強い限りですね。
最も大切にしたいのは
ストーリー性
ーーところで、岩波さんとMUTEKの出会いはどんな流れだったんですか?
岩波 僕も音楽業界にいて、ずっと海外のDJを呼んだりブッキングしたりしていたんです。けれども、途中で味気なく感じてきて、もう一歩踏み込んでみたかったんですよね。
もっと人と人との交流とか、文化を交流していくような音楽イベントってないのかなと探しはじめたんです。そこで見つけたものがMUTEKだったんですよ。そうしたら、僕のメキシコ人の友人が、たまたまメキシコにいるMUTEKのディレクターを紹介してくれるという話になって。「えっ、君友達なの!?じゃ、メキシコ行こうよ!」となり、その2ヵ月後にはメキシコに訪れて、そのディレクターに会っていました(笑)。
そこで「お前らメキシコに何しに来たんだ?」って聞かれたんですよ。そして、自分の想いを伝えたら「本気なら、モントリオールにいるMUTEKの創始者を紹介するよ」と言ってもらって。そこで、「是非、紹介してください!」と。で、昨年5月にモントリオールで開催されたMUTEKに足を運んだんですね。
ーーフットワークがすごく軽というか、ぶっ飛んでますね(笑)。
岩波 すごく興味があったんですよね。で、本当に紹介してもらってMUTEKの創始者のアラン・モンジュールに会えたんです。彼は、モントリオール世界映画祭のディレクターを務めたこともあり、まさに文化に根づいた活動を実践されている、とても素晴らしい方だったんです。
エレクトロミュージックを含めた音楽やデジタルアートをどう表現するかを追求するためにMUTEKをスタートしたことをはじめ、色々な話を彼から聞くうちに僕は吸い込まれていったんです。で、彼に提案をされたんです。「MUTEKを、是非、日本でやりたい。日本はマーケットがいいし、マッチすると思う。長年の夢だったから一緒にやらないか?」って。
僕が一番惹かれたのは、文化交流というポイントなんですよね。日本にこういった文化を根づかせるために一緒にやっていこうという協力体制はきちんと整っていて、カナダ政府やケベック州がバックについているんです。今回の開催もケベック州にかなりサポートしてもらっています。
例えば、カナダのアーティストを日本に呼んで、交流をさせる。それに対して助成金がきちんと出る仕組みになっているんです。つまり、文化交流として成立している。MUTEKは、単なるイベントで終わるんじゃなくて、アーティストが何をやっているかをちゃんと伝えていくというのが主眼になっているんです。そのためにパネルディスカッションもありますし、アーティスト自身が何を表現しているのかを正しく伝えていくというプラットフォームにもなっています。
また、アーティストの育成にも力を入れているんです。やはり、彼らが作っているものをちゃんと表現する場は必要ですよね。それをMUTEKが作っているんです。やはり、作り手が表現する機会がなければ、ただのオタクで終わってしまいますから。MUTEKは、音楽イベントなのかアート表現なのかという捉え方は様々あると思いますが、我々としては、文化芸術活動としてアーティストを招聘したり、海外でも活躍できる機会を創出したりするというのが目標であり、今、MUTEKが世界的にやっていることでもありますね。
瀬戸 開催日は3日間ですが、11月3日、文化の日からのスタートですよね。
岩波 それは偶然なんですけれどもね(笑)。
ーーでも、何か物事がうまく運ぶ時って、偶然が重なりますよね。
岩波 おっしゃる通りです。僕は、ストーリー性を大切にしていて、すべては物語の一部なんだと捉えています。また、人と人の出会いでしか、何も生まれないものがあることを実感しています。
今回の未来館の開催となったのも、たまたま、未来館の方が昨年のMUTEK Japanに来てくれていたところからはじまったんです。MUTEKのアーティストが帰る前に、是非、未来館に訪れたいので誰かアテンドをしてくれないかというリクエストが来て。僕も、未来館には誰も知り合いがいなかったので、NHKの担当者を通じて紹介してもらったんです。
紹介されたのは、日本語がペラペラの面白いギリシャ人。その方に未来館を丁寧に案内していただきまして、最後のメインホールに入った時に、突然「僕は、MUTEKにとても感動しました」と口にされたんです。その後、帰りがけに「未来館でMUTEKを開催することを検討していただけるのでしたら、是非、共同開催でやることを上司に相談します」と言ってくれたんです。これも、縁の引き合せですよね。
いろんな会場の選択肢があるわけじゃないですか。でも、僕が大切にしたいのはストーリーなんですよね。彼に出会わなかったら、未来館で開催できなかったでしょう。今回、未来館でMUTEKをやるというのも一つの物語なんだと感じています。多分、この先MUTEKをやり続けていたら、いろんなストーリーが交差していくと思うんですけれど。繰り返しになりますが、人と人との出会いでしか、何も生まれないです。だから、出会いを大切にしてコミュニティの裾野を拡げていきましょうというのが、我々の活動でもありますね。
【MUTEK Japan概要】
■開催日:2017年11月3日(金)・4(土)・5(日)
■時間:13:00〜23:30(※11月3日は、12:30開場)
■会場:日本科学未来館(新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」徒歩約4分・東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」徒歩約15分)
■主催:一般社団法人 MUTEK Japan
■共催:日本科学未来館、Red Bull Music Festival
■後援:ケベック州政府在日事務所、カナダ大使館、オーストリア大使館、ブリティッシュ・カウンシル
■公式サイトは、コチラ。