車イスの友人のためにつくった「バリアフリーな洋服」。

「床ずれを防ぐために、ズボンの後ろポッケをとらなきゃいけない」

ある日、デザイナーFrancisco Plattさんは、車イスで生活する友人Robert Rodriguezさんに、こう言われたそうです。

彼は「初めて耳にした内容で非常に驚いた」と言います。そこで、洋服に関する不自由をなくすために「Rock The Wheel」を立ち上げることにしました。

「使いやすさ」を追求した
バリアフリーなデザイン

改めて「Rock The Wheel」の目的を説明すると、オシャレをしたいと考えている車イス生活を送る男性に、機能性も兼ね備えた洋服を届けること。このために、たくさんの人にヒアリング調査をしたようです。

そうして、彼らが抱えている問題を解決するシャツとズボンを、全6種類デザインしました。

例えば、上の画像のジャケットでは、サイドポケットではなく、より使いやすい胸ポケットが付けられています。

冒頭でふれたように、車イスを使っている人は床ずれをしてしまう可能性があります。なので、ズボンの後ろにはクッションを。

他にも、手の届きやすいスネの横あたりにポケットが付いています。見てみると、確かになるほど!と思うデザイン。

誤解を恐れずにいえば、Franciscoさんの改善は、決して派手なものではないのかもしれません。しかし、こうした小さな点に気づけることこそが、車イス生活者がより暮らしやすい社会への一歩なのは間違いないですよね。

Licensed material used with permission by Rock The Wheel(HP), (Indiegogo)
他の記事を見る
トレンドの洋服をリアルタイムで、しかもお手頃価格で販売する「Choosy」。ファッション好きにはたまらない新サービスです!
ケヴァン・チャンドラーさんは脊髄性筋萎縮症という難病を抱えており、普段は車イスで生活しています。自身がバックパックとなって友人に背負ってもらい、世界を旅す...
北欧を中心に洋服を販売しているウェブサイト「Carlings」が、「Neo-Ex」というファッションブランドを立ち上げました。実際に洋服を買うことはできな...
JessicaとLiannaの姉妹は、電動の車イスで暮らす、身体障害者。デザイナー兼イラストレーターであるふたりは、自分たちの日常をイラストで紹介していま...
東京生まれの東京育ち。1998年生まれの20歳。
廃棄食品を再利用して、新たな食べ物にする。3Dプリンターを使って、食べ物を作る。どちらもすでに注目されている取り組みですが、この2つを組み合わせた企業がオ...
アーティストLibby Oliverさんは、複数の人に持っているすべての洋服を身にまとってもらい、シャッターを切りました。
2002年にファッションレーベル「Daydream Nation」を立ち上げ、香港を拠点に活動するKay Wongさん。今では洋服を作るのをやめて、こんな...
2015年12月28日にYouTubeに投稿された動画の内容が考えさせられると話題だ。あの世界一有名なイタリア人男性と言っても過言ではないマリオブラザーズ...
車椅子の人にとって、砂利道やでこぼこした山道などは身体に伝わる振動が大きく負担になります。日常生活を送るにも、ちょっとした段差や整備されていない道などを移...
カナダのアルバータ州に住む夫婦のもとで暮らしているハンターくんは、幼い頃から新しいことに挑戦することがダイスキでした。約2年前、初めて絵を描いてみたところ...
一人暮らしをしている人は部屋のスペースが限られているので、ダイニングテーブルやイスを置くことがあまりないのかもしれません。でも、この「Bookchair」...
「NorBlack NorWhite」というファッションレーベルが狙うのは、インドからカルチャー発信をすることです。
車イスで旅行をするための情報を集めた『Have wheelchair will travel』を運営している、Julie Jonesさん。それはハンデでは...
こんなに近くにあったのに、知らなかった?
車椅子を利用するパパやママでも使いやすいベビーカー。夢のような話が、アメリカで実現しそうです。しかも、このユニバーサルデザインを考案したのは、なんと16歳...
 ライターのTERUHAです。海外旅行は年1,2回だけ。トラベラーを名乗るにはあまりにフツーの旅行好き。武器はゆたかな想像力という名の妄想力! そんな私が...
車椅子などの理由で振袖や袴を着られない人々のため、特殊な簡易着物を提供している「明日櫻」。パラリンピックカヌー選手である瀬立モニカさんも、成人式でこちらの...
車椅子で生活をするKamden君と、彼を特別扱いせず接するPaul君。2人は大親友。Kamden君が自分の車椅子を不便そうに扱っているのを見たPaul君は...
2014年から、カップルで旅をしているAndrewさんとAdrienneさん。今では世界中を転々としながら、彼らが立ち上げた、ファッション企業「The R...
アクセサリー感覚で楽しめる義足カバーを「The ALLELES Design Studio」が生み出しました。義足であることを隠すように、肌に近い自然な色...
アイロンプリントのノリで、手持ちのウェアをカスタマイズできる。
1914年創業の浅草アートブラシ社の大ヒット商品、毛玉取りブラシを買いました。私ももういい年なので、いいものを長く使っていきたいななんて思ったわけです。そ...
大正14年創業という老舗による自社ブランド。他のブラシを使ったことがないので、大きなことは言えませんが、幅広い繊維に対応できるように馬毛をミックスしていて...