「青色盲」の人たちが見ている世界。

晴れた日に
絶景を見にでかけたら…

緑っぽさや赤っぽさはあるけれど、青色があまりないことに気づく。雲ひとつない晴天であるはずの空は、少し霧がかっているようにぼんやりしている。どの写真を見ても、なぜか薄っすらとした印象しか残らない…。

写真にはフィルターがかけられているのだけれど、アートを目的としているわけではない。3型2色覚(青色盲)の人たちが世界をどう見ているのかを表したもの。

これらの写真を編集したDavide Sassoさんに、「もしかしてこれはDavideさんが見ている世界ですか?」と聞いてみた。すると─、

「そういうわけではありません。でも、いつも色覚異常の人は世界をどのように見ているんだろうということに興味がありました。カラースペクトルを使って、様々なタイプの色覚異常について見てみましたが、3型2色覚(青色盲)が一番気になりました。だから、他の人にも彼らがどのように見えているのかを伝えたかったのです」

Licensed material used with permission by Davide Sasso
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。