ずっと愛される女性は、「素直で単純」の魅力をわかっている。

五大陸すべてで、求婚をされた女性がいる。

とにかく旅行が好きな人で、海外を飛び回まわっているのだけど、どこに行ってもほんっとうにモテる。日本でも彼氏が途切れたことがないのだけれど、23歳の時に大陸全制覇という偉業を成し遂げてしまった。

なぜこんな話をしているかと言うと、TABI LABOのSarahahにこんなメッセージが届いたから。

「ずっと彼に愛される人ってどんな人?」

この質問に答えるべく、私は「五大陸のオンナ」を解剖してみることにした。生まれた大陸や言語すらも超えて、とにかく男心を掴みまくって、6年交際したのち最愛の男性と結婚するという愛されオンナ。

彼女の行動・言動・考え方を調査して、導き出した答えがこれだ。

【素直 × 単純】
最もシンプルな方程式

素直さは<ときめき製造機>

たどり着いた答えは、これ以上ないほどにシンプル。計算された“あざとさ”よりも、『天然タラシ』というやつは、ほんとうに威力がすごい。

たとえば新しい服を着てきた彼には、素直に「かっこいいね」「似合うね」とふんわり笑いながら褒めている。

ありきたりだけれど、意外と自然にできるひとは少ない。好きなひとであればなおさら、照れ臭さのほうが勝ってしまったりする。料理をオーダーしすぎてしまった時、完食してくれた姿を見て「ほんと頼もしい、ありがとう」と言う。

デート中に歩き疲れた時に「疲れた?休もうか」と彼氏に優しくされるだけで、「そういうところ好き」とか言ってしまう。どう考えてもかわいい。

こんなふうに素直でいられると、無条件に胸きゅんが増えるのだ。しかも伝染するから、ついついこちらまで素直になってしまう。

単純さは<幸せ変換機>

たとえば、彼氏がふとした瞬間に元カノを匂わせる発言をしてしまった時、素直な彼女はすぐに拗ねてしまう。咄嗟に謝ったところで、明らかに不穏な空気が漂っている。

こういう時なのだ、素直で単純な女性が500点を出すのは。

怒るけれど、それを引きずらない。無言のまま風呂場に逃げ込み、20分ほどお風呂に入れば体と一緒に心もスッキリしてしまうくらいが、ちょうどいい。なんなら髪を乾かして部屋に戻った頃には、反省もしている。

隣に戻って「ちょっと拗ねた、ごめんね」と、自分からポツリと言ってくれるのだ。素直さは伝染するから、そのくらいで拗ねなくても……と思っていたとしても、モヤモヤは一瞬にして消え去る。

お風呂上がりのアイスを食べ始めたら、すでに上機嫌というのが<単純>の素晴らしさに違いない。

凹んだり怒ったりしていても、好きな食べ物ひとつで、ふにゃっと笑顔を見せてくれるひとの隣は、居心地がいい。

元カノについて口を滑らせたマイナスは、こんな彼女の力によって、何倍もの「しあわせだな〜」というプラスの気持ちに変わる。

お分りいただけるだろうか。伏線を張って、その効力が1番活きるタイミングで回収できるのが、素直で単純なひとだ。

恋愛というフィールドにおいて、最強の組み合わせだと思っている。
『ときめき』と『幸せ』をくれるひとを、手放したいなんて思わない。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。