これを読めば、ちょっと「包容力のある女」になれます
バーで自信満々に口説いてくるような男性だって、じつは「自分は、どう見られてるんだろう」
「Your Tango」のエキスパートブログでキャリア兼ライフコーチのLisa Petsiniさんが、過去に実際に男性から投げかけられた相
不安なのは
男性も女性も、おなじなんです
恋愛をする上で、不安要素を抱えているのは女性も男性もおなじ。ですが、女性のほうがそれをパートナーに打ち明けるのが得意のように思えます。一方で、男性は不安な気持ちを発散するのが苦手な人が多いかも。
「男になりなさい」なんて言われたりして、成功しなきゃいけないプレッシャーに押しつぶされ、心の迷いを抑制するクセがついてしまう。そのせいで恋愛にも全力で踏み込めず、人生をフルに楽しめていないのだとか。そして優柔不断さ、嫉妬心、束縛、拒絶反応、などに姿を変えてしまうなんてことも。
彼らが抱えている「不安」って?
01.
経済面においての安定、責任感
父親を“大黒柱”として見てきた世代だからか、「自分もそうでないといけない」という思い込みが強いのでしょう。ですが、女性もおなじように職場で活躍するようになったいま、家族の状態にも変化が。たとえば、ジョンはこう考えます。
「妻が建築家として頑張っていることは、とても嬉しい。彼女はスマートでダイナミックだし、自立心もしっかりしている。でも、今後僕はそれをどう感じるだろう。たとえば僕の収入ペースが彼女のそれについていけなかった場合。彼女は僕を同じようにリスペクトしてくれるだろうか」
もしかしたら、あなたは高級なギフトを買うことや、たくさんお金をかけてあげることが彼女にとっての「幸せ」だと思っているかもしれません。しかし、本当にあなたを想う彼女はそこまでお金に執着しないはずです。
その上、彼女が成功しているからってなんですか。それとあなたの成功はベツモノです。彼女が上手くいっているからって、自分の価値を落とす必要は決してありません。たとえば彼女があなたほど稼いでいない場合、彼女への愛情はすり減りますか?それよりも彼女が一緒にいてくれることに価値を見出しているはずです。
協力し合い、お互いが求めるものを与え合えていれば、問題はないでしょう。彼女を信頼して、時折誰かの肩によっかかりたければ、彼女の肩を借りればいいのです。
教え:「山あり谷あり」でも、運命の相手とならやっていけるものです。生きていれば壁も成功もあるわけですから。
02.
就いている仕事や、出世の有無
男性は退屈なキャリアで停滞してしまうことを恐れます。キャリアコーチをしていると、相談者たちはみんな出世していないことを悩みとして抱えていることがわかりました。たとえば、35歳のドミニック。
「僕は、女性に自分の職について話すことが本当に嫌なんだ。僕の年齢だと、みんな、せめてマネージャーであることを求めてくるんだ」
企業は以前よりフラットになりましたし、一人ひとりのタスクの幅も広がりました。さらには、いろんなスキルを仕事に活かすことができるようになりましたよね。だからこそ大切なのは、生き抜いてきた経験、作り上げてきた人間関係、様々な貢献、それから掴み取ってきた成功です。
だれもがオフィスで働くことに向いているわけじゃありません。もっと言えば、パソコンさえあれば働ける時代です。さらには、自分で仕事を作ってしまうことだって不可能じゃありません。
ですが、本当にあなたを想ってくれる女性は、あなたの仕事ではなく、あなたに惚れ込んでくれるはずです。
教え:好きなことをやっていれば、輝けるもの。それ以上魅力的なものはありません。
03.
体型、身長、髪の生え方
男性は理想の体型と自分のを照らし合わせては心配したり、意外と、髪の生え方なんかも気にしている模様。たとえば、多すぎるんじゃないか、少なすぎるんじゃないか……とか。さらには、贅肉がついているからって整形外科通いする人も少なくないとか(芸能人じゃないのに)。
背の高い男性を好む女性もいれば、背の低い男性を好む女性もいます。痩せている人が好きな人もいれば、少しプヨプヨしている人が好きな人もいるでしょう。坊主が好きな人もいれば、髪がフサフサ生えている人のほうが好きな人もいます。キム(女性)の話を聞けば、安心できるでしょう。
「私は身長152センチなので、それ以上であれば誰でも受け付けます」
ただし、自分の体型に納得がいかないのなら、改善を試みるのもいいかも。たとえば散歩に出掛けたり、スポーツを試してみたり、食生活を改善してみたり。でもじつは、見た目にこだわらない男性のほうが、女性の目には魅力的に映るもの。余裕や自分らしさを持ち合わせていて、健康的であることが一番なのです。
教え:サイズや形は違えど、自分を認めてあげることが大切です。あなたに見合う女性は、きっとあなたのありのままを受け入れてくれるでしょう。
04.
頭脳派かどうか
「僕は知的に見えるだろうか」これも男性の不安要素のひとつ。
「パートナーの実家に行くたびに緊張します。彼女の両親はお医者さんで、お兄さんは弁護士なんです。どう頑張っても、僕とは見合いません」
とグレッグ。
この世は、おおまかに言うと、知識を多く持つ人間と、世渡り上手な人間に分かれます。そして、女性はどちらかというとそこまで学歴を気にしないそう。それにRichard Boyatzis教授曰く、知的なタイプはEQ(感情指数)が低い傾向にあるのだとか。自己認識や人間関係の築き方などから成り立つEQこそが、恋愛では重要視されます。
愛において必要なのは、いざ鏡の前に立った時に自分の価値が見いだせるかどうかです。あとは、人として「成長したい」と思う気持ちです。
教え:お互いを選び出したことに、意味があるのです。
05.
ありのままの自分を
さらけ出していいのか
果たして自分のありのままを受け入れてくれる女性はいるのだろうか……これも男性がよく抱える不安要素。ちゃんと彼女の気を引くことができているだろうか。彼女の気持ちをキープできるだろうか、などなど。
「いつも、“いつフラれるんだろう”なんてことばかりに頭が向いている」
とブラッド。
しかし、女性が必要としているのは、おとぎ話の中の恋ではなく、真の愛です。作り上げた格好よさや口の上手さよりも、女性はその人の人生経験や着飾らない性格に惹かれるもの。
教え:自分らしさを失わない限り、負けることはないと思っていいでしょう。
06.
ベッドでいかに楽しませられるか
刺激が足りていない?やりすぎ?早すぎ?遅すぎ?大きすぎ?小さすぎ?そんなことに男性は頭を抱えます。でも、変に物事を仮定してはいけません。
結局のところ、女性がセックスに求めるのは「つながっている」という感覚。じつは、そこまで“激しさ”は求めていないんです。黄金の鉄則は、前戯にたっぷり時間をかけること。あとは彼女の恐怖や心のうちを聞いてあげて、安心させてあげること。
教え:裸になるなら、心も裸に。
/ Your Tango