たぶん、彼とは上手くいかないと思うよ？

なぜ私たちは “脈のない男” にすがってしまうのでしょう？

「Elite Daily」のGenevieve Wheelerさん曰く、それはドラマや映画の影響がなきにしもあらずだそう。最初はうまくいかないけど、女の子がひたむきに頑張り、最終回には恋愛成就！なんて、よくある流れですよね。

そんな未来に期待を膨らませ、危険サインをひたすら無視する恋愛がスタート……する前に、ちゃんと向き合いましょう。今もこれからも、“彼に好きになってもらえない”危険サインたちと。

恋愛をしながら、危険サインがそこら中にちらついているというのに「きっと変わる。きっとよくなる。きっといつか愛してくれる……」そう思い続けてしまう人は少なくありません。

私たちがこう思うのは、テレビの影響が大きいと思うんです。見込みのないセフレや、ただのカフェ店員が素敵なパートナーになり得るのなら、私たちにも希望はあるって思っちゃうでしょう？

では、彼があなたを、今もこれからも好きにならない“危険サイン”とは一体？今回アドバイスを求めて向かった先は、恋愛コーチであるSchool of Love NYCのMonica Parikhさん。この6つのサインに身に覚えがあるのなら、恋愛に発展しないことを認め、別の人を探しましょう！

「自分について語る言葉の中に、もっとも大きな危険サインは隠されているものです」

とParikhさんはElite Dailyに話します。

「女性は、彼らを変えられると思って、彼らの言葉を信じない傾向にあります。よくよく聞けば『いまはパートナーは探していなくて、セフレ程度でいいと思っている』と彼らは自分の口からぽろっと発言していたりして」

たしかに。なぜだかはさておき、私たちは人を変えたり、“救う”という考え方が大好きなんですよね。でも、もし相手が「彼女は探していない」というのなら、9割は本当に探していないと思っていいでしょう。

「彼らの話には、ちゃんと耳を傾けなければいけません」

とParikhさんはズバリ。

誰かと付き合うのなら、まずは「自分を持たなければいけない」と私も強く思います。そのためには、まず自分を愛してあげる必要があるでしょう。結局のところ、自分を愛せていなければ、他人を愛せるわけがないのです。裏を返すと、自分を愛せていない人からどう愛情を受け取ればいいのでしょう？答えは簡単。できないのです。

「彼が、どれくらい自分自身を愛せているか？を、ある程度推測する必要があります」

とParikhさん。

「なぜなら、自分を愛せていなければ、あなたを愛せないからです」

ペットを飼っていない、植物を育てていない、もしくは、下に兄弟がいない人とは付き合わない、と断言している友だちがいます。理由としては、形は何にしても、誰か（何か）の面倒を見たことがある人じゃないと頼れる彼にはなれないから……だそう。なんだかクレイジーにも聞こえますが、そこそこ的を得ていたり。

ですが、何かの面倒を見る以前に、自分の面倒を見られていなければいけません。自分を愛してあげるのもそうですが、自分の面倒を見ることができていなければ、パートナーの面倒を見ることはできないでしょう。

「すべてつながっているんです。自分自身との付き合い方は、周りとの付き合い方にも表れます。だからつねにソファでゴロゴロしているのなら、あなたに対するスタミナもほとんどないと判断できるでしょう」

「セックスも忘れずに。セックスはとっても、とっても大事です」

とParikhさん。

性的な親密性は、恋愛においてものすごく重要な点です。ふたりのセックスライフに満足ができていないのなら（もしくは回数が足りていないのなら）、話し合う必要があります。ひょっとしたら、まったく関係のないところに問題が隠れているのかもしれません。

「枯渇したセックスライフや、オーガズムなしのセックスを続ける必要はどこにもありません」

とParikhさんは強調します。

恋愛以外でも人間関係が長続きしないという点があれば、それは確実な危険サイン。相手は、家族、大学時代のルームメイト、同僚、誰でもいいです。Parikhさんの言い分はこれ。

「人間関係を長続きさせることができない人は、人と親密になるのが苦手なのかもしれません」

これは注意するべき点ではありますが、中には変わる人もいます。過去にはうまく愛情を注げなかったとしても、今後そのスキルが磨かれる可能性は十分にあります。

Parikhさん曰く、変われる人はこの3つの点を大事にしてくれるそう。

1.話し合いにちゃんと参加してくれる（変化が必要な部分に対して）
2.あなたの気持ちやニーズに耳を傾けてくれる
3.それを行動に移してくれる

あなたの欲しいものやニーズを理解しようと努力してくれなかったり、話し合いたいことに耳を傾けてくれないのなら、もう次に進みましょう。あなたの友だちもきっと、「そんなのもったいない！」って言うはず。